柳の下の泥鰌を狙っているのではないのでしょうが
エリック・クラプトンのドキュメンタリー映画の上映が終わって、今仙台市内のミニシアターでホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画が上映されています。映画館に行ったら、『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』のチラシを見付けました。ミック・ロンソンは知りませんでしたが、一時期デイビッド・ボウイと組んでいたギタリストだそうで、そのミック・ロンソンのドキュメンタリー映画です。
ミュージシャンやアーティストのドキュメンタリーや伝記映画って一定の需要、人気があるのかしらと感じます。youtubeでエリック・クラプトンの映画の予告動画を観ていたら、ジョージ・ハリスンの過去のドキュメンタリー映画の予告動画も観ることができました。エリック・クラプトンが親友についてのインタビューに答える箇所がちょこっと出てきました。
「かれとは何でも共有してきた。楽器も服も。女もね」
フライパンをテニスラケットのように握り、振り回したくなったのは初めてでした。(エリック・クラプトンの映画の)予告動画だけでも、エリック・クラプトン、ギター演奏で名声を得ている生活の中で、結婚離婚を繰り返し、アルコールや薬に溺れ、それでも音楽から離れならない、絶望しても自殺できない心情がチラリ。
今年の四月に来日公演をするそうですが、お年だし、そんなに色んな中毒になってきて体調大丈夫なのかしら。
『ボヘミアン・ラプソディ』の上映が現在も続いています。アメリカ合衆国でのアカデミー賞の結果如何で、また盛り上がるのか、収束するのか、どうなるのかと成り行きが楽しみです。
『ボヘミアン・ラプソディ』を観にいった時に、「20世紀FOX」のオープニング、音楽が変わったのかな(メロディは同じです)、映画の始まりのお知らせ程度なのに随分骨太で凝った演奏だなあと聞いていました。後から、このオープニングはブライアン・メイとロジャー・テイラーの演奏だったと情報を得て、わたしの耳はバカではなかったと安心しました。この映画を観終ってから、良人が「こういうの、カーペンターズでやったらいいのになあ」と言っておりました。
「音楽もいいし、兄妹でのドラマもある」
「カーペンターズの妹の方がブラコンだったって本当なの?」
「そうらしいよ」
わたしたち夫婦が知らないだけで、ドキュメンタリーや検証番組はありそうなんだけどなあ。(もしかしたら日本未公開のアメリカ映画くらいあるかも知れません)
高校生くらいに山岸凉子の漫画で題名が『グリーン・スリーブス』だか『グリーン・フーズ』だかでカーペンターズをモデルにしたのかと思わせる作品を読んだ覚えがあります。
また、お正月にNHKBSプレミアムでクロード・ルルーシュ監督の『愛と哀しみのボレロ』を放送していたのを観ました。この中に出てくる、ジェラルディン・チャップリンが演じるアメリカ人の女性歌手、兄がマネージャーとして常に側にいます。女性歌手は恋愛遍歴を重ね、四回結婚して四回離婚した、それでも恋愛は芸の肥やし、生命力の源の如くです。兄貴の方はそれを見守るだけ、それに自殺未遂で病院に運ばれています。
「兄がわたしの睡眠薬で自殺しようとした。一緒に病院に行きましょう」
ジェラルディン・チャップリンが話し掛けます。
「行かない。かれとはもう終わったんだ」
「ひどい!」
ジェラルディン・チャップリンが水をぶっかける相手は男性。あれ? 今までそんな描写あった? まあいいや。
『愛と哀しみのボレロ』に出てくる芸術家たちのモデルはすぐに推測できる人物もいれば、よく解からない人物もいて、このアメリカ人の兄妹のモデルは精神的な立場の入れ替わったカーペンター兄妹じゃないのかしらと思いました。
同じ俳優が親や子、孫を演じて混乱していきますが、二十世紀のアメリカ合衆国とヨーロッパの、芸術家を通しての歴史を描く大作です。
バレエに関して詳しくないわたしがジョルジュ・ドンの名前を覚えたのはこの映画のお陰です。(ジョルジュ・ドンも、ジョルジュ・ドンが演じたソ連から西側に亡命したダンサーのモデルになったと言われる人物も、1990年代にエイズが原因でお亡くなりになってます)
先日、ビートルズの映画を新しく作るとニュースで流れて、ビートルズなら絶対コケない自信があるんだろうけど、何故このタイミング? と感じた方、いらっしゃるのでは?
ビートルズの映画、『イマジン』や題名を忘れたけれど、スチュワート・サトクリフが主役になった映画くらい観ておけば良かったかな、と若い頃の映画の宣伝を思い出しています。




