昨日、今日
昨日十二月九日、仙台市博物館で「戊辰戦争一五〇年」の特別展の最終日だと、慌てて観に行きました。
特別な想いがあります。主たる戦場ならなかったり、早々に降伏してしまったりした藩もありましたが、「白河以北一山百文」は辛い歴史です。
新潟県、福島県の博物館との共同企画で、仙台市での展示が最後でした。
錦の御旗にも色々と種類があり、奥羽越列藩同盟の五芒星の旗があり、見応えのある展示でした。
日記や私信と公文書の字体は当たり前のことながら、読みやすさが違い、古文書は読める所だけぽつぽつと拾い読みしておりました。
新選組と博物館での展示での表記でした。古文書でも、「新選組」、「新撰組」、両方の表記がありました。伝近藤勇の木扇があり、私信がありました。お手紙には「婦人……恋文」とかあって内容説明には、土方歳三が女性にモテている話のようです。土方が悪いのか、周囲の仲間たちが悪乗りしているのか、土方宛ての恋文を皆が知っているんですね。回覧板じゃないんだから。土方歳三自筆の書状はほかにありました。
久坂玄瑞や坂本龍馬の書状もありましたが、展示は専ら奥羽越中心になっています。伊達家や上杉家、会津松平家の藩主、長岡藩家老河井継之助たち、そして様々な人たちが関わって、会津を見捨てず、新政府が糾弾を続けようとするのなら、輪王寺宮を帝として独立政権をと構想が出てさえいましたが、降伏する藩が出、戦いは激闘が続いて疲弊、遂に皆が降伏、恭順していきました。それが旧暦の九月下旬。冬を味方に付けられませんでした。
肖像画や写真が残っている人たちの展示もまた興味深く、斎藤一(藤田五郎)の写真もありました。井川林檎さんの『はじめの妻』を思い出します。世良修蔵も肖像画あったんだ……。仙台藩の藩士で有名なのは玉虫左太夫、この人は幕府の使節団に同行して、アメリカ合衆国での見聞録、『航米日録』を残しています。この人の肖像画もありました。
特別展の後、常設展をチラと観ました。伊達政宗、三日月の黒鎧、昨日は複製品でした。どっかに貸し出しているのかしら。たまに本物を展示しているそうです。
今日は午前中窓ふきをしておりました。寒くならないうちに少しずつ家のあちこち掃除しておこうと、先月は換気扇掃除をしました。しかし、一気に寒くなっちゃって、掃除やだなあの気分でしたが、昨日早朝の雪が大分融けましたので、窓掃除。水回りと玄関は毎日のようにしているから、まあいいやの気分で、今日の掃除の部終了です。
寒いけど、あったかくて甘い物を食べ過ぎないよう注意しないといけません。
『ボヘミアン・ラプソディ』を観たいなあと、遊びにも行きたいです。勿論連載物の新章もちゃんと考えています。




