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感想文とか批評とか

 とっくに学校を卒業して知命も近い年齢になっても、たまにお盆を過ぎたのに数学の宿題をやっていないなんて夢を見ることがあります。なんでしょうねえ。

 夏休みはこれからの方もいらっしゃるのに変な話題から入りました。

 夏休みの宿題で苦労したのが創意工夫の工作やら自由研究がありました。それから小学生から高校生までずうっとあった読書感想文。本を読んでの感想、原稿用紙の半分くらいで済んでしまうのに、原稿用紙四枚分書かなきゃいけないとか、結構苦行でした。課題図書の中から選んで、そして宿題だからと、義務感で読むのがまたいけなかったのかも知れませんね。趣味が読書のくせに、粗筋紹介みたいな感想文を提出していました。面白くないと思った課題図書に関してはここが良くない、登場人物たちが主人公に偏見で対しているとか、国語教諭を嘆かせるようなことばっかり書いてましたなあ。

 以前、ここのサイトではないところで知り合った方から、批評についてのご意見をいただいたことがありました。その方は遙かに年下の男性でしたが、深い教養の持ち主で、第一回芥川賞に落選した太宰治が選考員の川端康成に対してとんでもない内容の文章を書いたと、教えられました。

 太宰治が芥川賞を欲しくて、川端康成はじめ選考員をしている小説家に嘆願書を出していたのは知っていましたが、それは知りませんでした。青空文庫で探してみたら、ホントにありました。『川端康成へ』という小文を読みました。「刺す」だの、「大悪党」だの書いてありました。それでもその後嘆願書を出しているんですよえ。昔の文壇のあれこれは今のところ興味ないのでこれで終わりにしますが、選考される側も選考する側も大変です。

 去年の暮れに、東京大学卒業で警察でお勤めだったとかの小説家が、北海道大学の学生のサークルのtwitterの内容を不満に感じて、反論したら、炎上した話がありましたよねえ。

 わたしはtwitterをしていないですし、読書メーター自体はたまあに新刊本に興味がある時に参考にしようと覗きますが、そういうものを全てチェックできるものでもないと思うのですが、エゴサーチとやらをすれば可能なんですかねえ。

 こんなことをつらつら綴ったのは、また別のwebニュースで密林のカスタマーレビュー欄が凄いことになっていると読んだからです。わたしはその東大卒の小説家の作品も、ここのところ話題になっているここのサイトの書籍化作品も読んでいないから、大きな口は叩けません。

 噂に乗るのも、内容によりけり。趣味で小説家にはなれないよと、伊集院静が週刊文春の人生相談で書いていたことだし、或る意味覚悟が必要なんでしょう。

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