044 性について真剣に勉強した結果がこれ。
個人的には、伝説に残る回を書いたつもりですw
ですが、LGBTなどに関わる性表現を苦手な方は、今回は飛ばしてください。
次回の冒頭に、今回の内容のマトメを入れる予定です。
『加穂留、ダメだよ。涼が落ち着いてからにしよう』
木野の生霊・カオルが、怒る木野を抑えようと発言する。
「すまん。その前に、これで涙を拭いてくれ」
「え? あっ。わりい。ったく、なんか、急に最近、涙脆くなってさ。歳かな?」
木野が差し出したハンカチを見て、俺は自分が泣いていたことに気づいた。泣きグセが付いたのだろうか。流れた涙にも気づかないなんて。
俺は、ハンカチを断り、自分のタオルハンカチで顔を拭いた。高級そうなハンカチを鼻水で汚すのは申し訳なかった。
「お前が意外と泣き虫なことくらい、俺は知ってるよ」
「はぁ? やめろよ。最近だっての、ちょっといろいろあったの!」
「エルのために泣いてくれたことは感謝する。ありがとな」
「いや、いいよ。俺は、この子を殺してるんだ。この手で。同情なんて、そんな資格もない」
「ふっ、お前らしいよ」
木野は、エルのそばにあぐらをかいて座る。エルを挟むようにして、俺たちは向かい合った。
「お前にエルを託したい」
「はぁ? なんだよ、急に!」
「お前は知らなかっただろうが、昔から仲間うちでは、こう言ってたんだ。困った時は津神涼ってな」
「か、勘弁してくれよ。でも、なんで、エルを?」
「エルを殺したとき、どうだった?」
木野は眠るエルの髪をとかすようになでながら、俺に聞いてきた。
俺は自分の手のひらを見つめる。そして何も言えなくなった。
「エルの急激な消耗は、お前の心理的ストレスを受け取ってしまったからなんだ」
「え? エルは呪いだって」
「この子の精神はタフすぎる。奴隷として幼い頃から扱われても、手足をもがれて陵辱されても、心を壊して狂ってしまうこともできない」
木野の言葉の意味に、俺は息を飲んだ。
「それが、エルの呪いだよ。数えきれないほどの心の負担は、そのまま肉体への負担になった。回復魔法でも、その負担を取り除いてやることはできない」
「それで、俺の回復魔法を無駄だと」
「一緒にタイムリープする生霊スキルの持ち主の精神的負担も、エルは背負ってしまうんだ。今回はお前の分だな」
「そんな」
「俺がそれに気づいた時には、俺はエルの死に慣れすぎていたんだ」
俺がエルに分け与えた精神的負担。それは、ナイフでエルの首を斬ったこと、人間を初めて殺したことに間違いないだろう。
エルと木野は、どれほどに過酷な戦いを重ねてきたのだろうか。
「エルは、俺のために簡単に命を投げ出すようになってしまった。俺のそばには置いておけない」
「だからって。エルはお前と離れることを望まないだろ」
「この子の死を、きちんと悲しめる人間に、エルを支えて欲しいんだ。もう彼女にタイムリープを使わせたくない」
「き、気持ちはわかるけどさ。無責任じゃねーか?」
「あぁ、そうだな。だから、お前にしか頼めない。お前に会うために、日本に帰ってきたんだ」
「はぁ? ちょっ、か、考えさせてくれ」
エルの死に慣れる。それは、必要になったらエルの命を自らの手で奪ってしまうかもしれないということだろうか。
木野が、そんなことをするとは思いたくない。木野にそれを肯定されるのが怖くて、俺は聞けなかった。
木野は、隅田川沿に建つホテルに潜伏していた。
静香と戦った後、時間を巻き戻したエルは木野の元へ報告に向かう。傷ついた身体で、木野に俺の情報を伝えるために。
木野は俺に会いたいと、エルに何度も話していたらしい。
木野が俺にエルを託そうとしていることをエルは知らなかった。知っていれば、一緒に日本には来てくれなかっただろうと木野は語る。
エルの暴走を木野は問い詰めた。「フォックススティールへの復讐と、木野を魔王にするため」と、エルは語ったらしい。
木野は、「フォックススティールなら自分を殺せるかもしれない」という、エルの本心を悟った。
彼女にとってタイムリープの無い死は、呪いからの解放と同じ意味を持つだろう。
今回の戦いで、それが確信となった。自分が動けなくなる前に、俺のことを伝えに戻ったのではないかとも。
木野は、傷ついて戻ったエルに強引にスリープをかける。それから、屋形船で俺に会う準備をすすめたらしい。
木野は、こういう話をすれば、俺が断れなくなることを知っているだろう。
『抱えきれない』生涼の言葉が脳裏に蘇る。
「お前は、魔王になりたいのか?」
「俺は、独自で使えるギルドのシステムが欲しかったんだ。そのために魔王候補になった。本物の魔王になんて、なりたいと思ったことはない」
「エルは、お前を魔王にするって」
「魔王になれば、新しい秩序を作れる。エルは自分のような不幸を、俺が世界から無くしてくれると、夢を見たのかも知れないな」
「魔王なんて」
「ああ、夢物語さ。歴史上、紀元前にしか魔王の記録は残ってないんだってさ。魔王候補はたくさんいたらしいが」
「お前が魔王候補でいる限り、俺が勇者候補にされる可能性があるって聞いたぞ」
「なるほどね。やっぱり、みんな困った時は涼に頼るんだな。くくっ」
「笑い話じゃないっての。俺も殺されるかも知れないって話だったぞ」
「お前さ、隅田川の近くのホテルって、大丈夫だったのか? お前を探してる奴らは、すげーいっぱいいるぞ」
「心配するな。なぜかは分からない。誰も俺が木野加穂留だって気づいてくれないんだ。こっちの闇系ギルドの人間からも、嘘をつくなって追い返されたよ。じいちゃんだけは、気づいてくれたけどな」
俺は、北条に見せられた木野の手配書を見たことがある。そこには、就職前に撮影された美青年の木野加穂留の写真が貼ってあった。
傷が目立つ色黒ヒゲモジャハゲな木野の顔を見る。うん。無理もない。とても同一人物とは思えない。
そして、木野の祖父も見た目はごついが、瞳だけはキラキラしていたことを俺は思い出した。
その後、俺たちは自分たちの話題に移る。
「涼が、何か困ってるんだろうって、みんな気づいてたよ。お前が自分から言ってくるのを待とうって。その時には、みんな力になってやろうって言ってたんだ。そんな時に、俺もさ」
「すまなかった。俺がウジウジしてなかったら、お前の話くらいは聞けたかも」
「言えなかったさ。当時の俺には、誰であっても」
「何があったんだ。今なら言えるのか?」
「中学の時のイジメ、覚えてるだろ?」
「ああ」
「アレと似たようなことかな」
「ちっ、そんなことなら、俺が」
「俺のミスが原因で、雇ってくれた会社に損害を出してしまった。呼び出された酒の席で相手先の担当者の男が、いきなり俺にしゃぶらせようとしやがった」
木野は顔をしかめ目を細める。
「女みたいな顔しやがって、って言いながら、顔がマジになってくるんだ。相手にも、かなりの負担をかけていた。ストレスもあっただろうと思う。あいつがジッパーを俺の顔の前で下げたとき、従えば少しは楽になれるかもしれないって思ってしまった」
「お、お前、まさか?」
「涼たち、中学の時に助けてくれた仲間を思い出して、踏みとどまったよ。でも、あいつは俺の頭を抑えようとした。それで、俺は殴っちまったんだ」
「それで?!」
「割と大きな怪我になっちゃってさ。相手は、俺へのセクハラを隠した。俺も、そんな目にあったなんて言い出せなくて。で、俺は首ってわけ」
「くそっ」
「俺は、自分が許せなかった。一瞬でも、従おうとしてしまった自分が。お前らに顔を向けられないと思った」
「なんで!?」
「イスラム教は同性愛を否定してるって学んだんだ」
「はぁ? ぷ」
俺は、真剣に話を聞いていた。だが、イスラム教の話題に飛んで、思わず吹き出しそうになる。
「先進国はダメだ。LGBTとか言って、性的にストレートであることを軽視している」
「いや。ちょっと待て? そういう話?」
「ゲイを認めろって主張は構わん。だが、同じぐらいにゲイに否定的な意見も尊重すべきだろ!」
「あ、うん」
「性同一障害の気の毒な人たちを守るのは良い。だがそれに乗っかって、二丁目でフリーセックスに励むホモまで、なんで認めてやらなくちゃならない! 女遊びに飽きた遊び人が、両刀に手を出すのまで、なんで保護してやらんといかん!」
「えっと、これって俺が言ってるわけじゃないからね。勘違いしないでね」
「誰が誰に言ってんだ!? ばかやろう! 性的にストレートであることは、本能的に大切なことだろ? 生物として失われてはいけない大切なことだ! 同性愛を否定的に考えてしまうのは、生物としての本能だ! 別にゲイであることを俺は否定しない。ただ、ゲイに市民権を与えるために、ストレートにこだわることをバカにするような風潮が許せない! だいたい、ゲイの噂のあるアーティストが心をうつ歌を作れるのは、虐げられた環境の中だから生まれるんじゃないのか?! それを普通にしてしまうことが、どれほどの価値を生むと思うんだ?! そういうのを軽視しているとな。先々、じゃあなんで近親相姦はダメなの?って理由を説明できなくなるぞ! 小児性愛だって、愛のカタチのひとつだ!って言い出す奴が増えたら、どうするつもりなんだ!? エルを見てみろ! この子の前で説明できるか?!」
「お、俺に怒るのやめてくれない。それで、イスラム教に?」
「あぁ、そう考えてアッチに行った。真イスラム帝国に所属してしまったのは、残念ながら勉強不足が原因だ!」
「た、大変だったね」
木野は、瞳だけをキラキラさせて、いかつい顔で叫んでいる。あんまり大きな声を出すと、エルが起きちゃうじゃん。
ふと、木野の生霊・カオルに目をやると、しょんぼりと頭を下げて小さくなっていた。
「お前、さっき俺に怒るなって言ったな? バカめ! 他人事のつもりか!?」
「え、なんで? 俺を巻き込むのやめて」
「そんな俺が、イラクでカオルに会ったとき、どう思ったと思う?」
「お、おい。やめろよ。そんな言い方。お前の分身だろ?」
「俺の分身だから問題なんだ! さぁ、お前の生霊を呼び出せ。すぐにな! カオルのことを説明させてやる!」
「わ、わかったよ。たく、生涼め。なにしやがった」
俺は、スマホを操作して、生霊召喚で生涼を呼び出した。
「お前、いつもは勝手に出てくるのに、なんで今日はずっとこもってるんだよ?」
『いやぁ。なんか嫌な予感がしてさ』
「来たな。涼の生霊!」
『誰?』
「あぁ、現世の木野だよ。変わっただろ。今、笑うと怒られるからやめとけ」
『ぷっ。う、わかった』
『リョウ!』
笑いをこらえた生涼に、カオルが駆け寄って抱きついた。
『会いたかったよ。リョウ』
『ん? 木野か? 久しぶりだなぁ。俺もお前のこと気にしてたんだ。しかし、お前、こんなに小さかったか? それに、すげー柔らかいんだけど』
「カオル! 離れろ!」
『あ、うん。加穂留、ごめん』
「お前、生涼って呼ばれてんだな。よし、生涼、説明しろ。お前、カオルに何をした?!」
『え? 俺? 俺が木野に? えーと、なんだっけ?』
『ひどい! キスをしてきたじゃない!』
『ま、待て、その話はやめろ!』
「お、お前、それはないわ」
『おいおい。涼、俺の話を聞いてくれ!』
「カオル、お前が説明しろ」
逃げ腰な生涼に見切りをつけた木野はカオルを指名する。
『わかった。あれはね。異世界に行って1年くらい経ったころなんだけど。僕とリョウで、大きな魔物を倒したんだ。お礼に町の人が宴会を開いてくれて』
『ちょっと、待て。それ以上は』
「「黙ってろ!」」
『。。。』
『その頃は、みんなと別れて2人で旅を始めた頃で、毎日リョウが寂しがってさ。愛梨ちゃんのこととか、僕が聞いてあげてたんだ。宴会の時も、街の女の子がみんなリョウに近寄ってくるんだけど。リョウは、愛梨ちゃんを気にして、みんなを追い払うんだよ。偉いよね。でも、寂しいだろうなって思った僕は、ずっとそばにいてあげてた』
「そうなのか? 生涼?」
『。。。』
生涼は、畳の上で四つん這いになってうなだれていた。
『すごかったよね。可愛い女の子が、みんなリョウにオッパイを押し付けて甘えてくるの』
「その話はいい。で、カオルとは何があったんだ?」
何を思い出したのか、カオルの顔は赤面していく。
『うん。わかった。お酒をたくさん飲んで、2人で宿に帰ったんだけど。そこで』
『うわーーーーーー!!!!』
「「うるせえ!!」」
『リョウが抱きついてきて、いきなり僕にキスを』
俺は、生涼の隣で同じように四つん這いになってうなだれてしまう。
『僕は初めてだったし、どうしたらいいのかわからなくて。でも、すごかった。硬くなったの押し付けられたし』
『ヤーメーテー!』
俺は、自分の頰を涙が濡らしていることに、ようやく気付いたのだった。
ただ、信じたくかった。生涼は、もう1人の俺自身なのだから。
『僕はリョウが辛かったの知ってたし。男の僕でもいいならって。でも、リョウはそのまま寝ちゃって。なんか漏らしてるから、履き替えてあげて、綺麗に拭いてあげてから、僕も寝たの』
『ちょっ ふ、拭いたの?! そ、その時の一度だけだからね! いろいろストレス溜まってたし、おっぱい祭りの後で、もうさ。そんな時に、こんな可愛い顔が、目の前にあってみろ!? わかるだろ?』
『一度なんて、ひどいよ! テントの中でも、僕に擦り付けてきたじゃない!』
『ヤーメーテー!』
「お前が、そこまで童貞をこじらせていたとは」
『いや、俺だって、これはマズイと思ったんだよ。だからさ。次の町からは、近寄ってきた女を順番に!』
「そこから、お前のハーレム伝説が始まるんだな」
『ふっ、そういうことよ』
「そこ、そんなに胸を張るとこ?!」
『俺は自分を取り戻せた。もう迷うことはないぜ!』
『僕は、リョウが淋しそうにしなくなったから安心したんだ。僕は淋しかったけど。でさ。僕はそれから背が伸びて、リョウと身長が変わらなくなってくるんだ。で、リョウの女の子たちは、小さい人が多くて。リョウは、あーいうのが好きなんだなぁって。いいなぁって、ずっと思ってた』
「あんな女の子になって、リョウと仲良くしたいなって?」
木野は、恥ずかしがるカオルに問うた。
『えー? うん。ちょっとだけ』
「ちょっとじゃないよな?」
『えへ』
「カオル、ローブを脱いでくれ。生涼に、自分の責任を思い知らせねばならない」
『え、そんな。恥ずかしいよ。でも、わかった』
恥ずかしがる割には、決断の早いカオルであった。
カオルは、リョウと俺を見ながら、ゆっくりと肩からローブをずらしていく。細く白い首、華奢な肩、肩甲骨、そして。
『リョウが、こんな服が好きで、女の子たちに色違いを着させてたなぁって。転移する時に考えてたら』
「ズボンも脱いでやれ」
カオルが着ていたのは、白いレオタードに、ピンクでフリフリの前面だけ開いたミニスカートや、ヒラヒラ装飾が付いた衣装だった。
だが、それだけではなかった。いやなかったではなく、あった。あったのは胸の膨らみである。
そして、ほんとうに無い物も。股間にあるはずのアレの膨らみが無くなっていた。
おそらく、カオルが語った「足りなくなった」物とは、これを指すのだろう。
現実が俺の脳裏を支配していく。俺は自分(生涼)のしでかしてしまったことを理解した。
とりあえず、目を背けて、生涼に聞いてみる。
「お前、ハーレムで魔法少女隊を編成してたのか?」
『木野! いやカオルっ! なんて似合ってるんだ!』
『リョウ! 嬉しい!』
生涼とカオルは、互いに駆け寄りきつく抱き合っている。
『リョウ、硬いの痛いよ』
『はっ! これは!』
「なんだよ?」
『俺の息子がたった! たったぞ! カオルにはギルドの制限が効かないんだ!』
「お前、そういうことになってたの?」
『リオが俺を執拗に虐めてた理由がコレだったんだ。。。』
『リョウ! リオって誰!? もしかして、もうこっちでもハーレム作ってるの?』
木野を見る。顔が尋常ではなく怖い。目は怒りで血走り、赤くキラキラ光っていた。スーツの胸ポケットから、サングラスを取り出してかける。
「木野、申し訳ない。お前が性の問題で追い込まれている時に、俺はとんでもないことをしてしまったんだな」
『木野、安心しろ! 魔法少女カオルは俺がもらう! 俺の嫁だ!』『リョウ、嬉しい!』
「「黙ってろ!!!」」
木野と俺は同時に叫んでしまう。
「カオルは転移している時に、ずっと生涼のことを心配していたらしい」
「それが、女体化してしまった理由か。生涼も初期は、虚ろな状態だったらしいからな。もし、あいつが女体化していたら、俺でもキツかったよ」
木野のサングラスの奥から、屈辱の涙が頰を伝って流れる。
「お、俺はどうしたらいい? どうやったら責任を取れるんだ!」
「カオルをお前の生霊として押し付けられれば、それがいいんだが。その方法はまだわからない」
「なんでも言ってくれ! こんなこと、許されて良いわけがない」
「わかった。じゃあ。エルをよろしく」
「え?」
「もう、旅券とか、ビザの準備は全部終わってる。エルには、俺がちゃんと言いつけておく。納得させるのは、お前が時間をかけて、ゆっくりやってくれ」
「ちょ、それは違う話じゃね?」
「できれば、ちゃんと学校に行かせてほしい。日本語の勉強もさせてある。時々、カタコトっぽいのは、エルのネタだ」
『おう! 任せとけ! そのかわり、いつかカオルを迎えにいくからな!』
「お前が背負いきれないって言ったんだろ! どこまでアホやねん! この無責任野郎!」
生涼って、なんなの? こいつ?
あ、俺か。。。
「お前が、エルを癒してくれると信じてるよ」
「でも、いいのか? エルの次はカオルもなんだろ? お前は1人になるじゃねーか」
「困った時は、またお前に連絡するよ」
「か、勘弁してください」
木野はエルのそばにしゃがんで、再び髪を梳くように頭を撫でている。ヒゲモジャな口が、わずかに笑みを浮かべていた。
なぜか、俺がエルをあずかることに了承したカタチになっている。
俺は、祖母を思い浮かべ、どう説明したものかと、思い悩むのだった。




