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71 反撃
「あれ? きたんだ、ソフィア」
「ええ、部活ですので……」
ああ! 早速ソフィアさんのメンタルが!
明らかさまにテンション低い声してるし!
これじゃあ昨日の二の舞になりかねない……
そんなことを思ったが、そんなことはなかった。
「今日は2人とも遅いですわね。みんなでトランプでもして待ちますか?」
「え、えっと……暇だし、別に付き合ってあげてもいいよ」
「私もいいよ」
なんと、ソフィアさんの方からリリムさんに歩み寄ったのだ。
これにはリリムさんも驚いたようで面食らってる。
完全にソフィアさんのペースだ。
ソフィアさんはトランプをケースから取り出すとシャッフルをし始めた。
「いつ2人が来るか分からないので、すぐに終わるポーカーとかどうですか?」
「オッケー。負けないからね」
「わ、私だって!」
と、言うわけでみんなでポーカーを始めることになった。
意外とリリムさん扱いやすい?
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