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63 トラウマ

「あのさ、私がこの学校にくる前にソフィアさんとリリムさんの間に何があったの?」

 

 私は思い切ってこう質問した。私だけなにも知らないのはなんか寂しいし、何よりもソフィアさんのために何かできるなら進んでしたいと思ったからだ。普段からお世話になってるしね。


「……言いたくありませんわ」

「え、どうして!?」

「今は、1人になりたいので……」


 そういうとソフィアさんは部室を後にしてしまった。

 ……マジでなにがあったんだろう? 


「ソフィアにとってあの出来事はトラウマなんだよ。だからなるべく思い出したくもなければ、言いたくもないんだと思う」

「そうだったんだ……」

「だからなるべく聞かないようにしてあげて。私からのお願い」

「それがソフィアさんのためなら……」


 トラウマ…… 私にはそう呼べるようなものがまだ無いからどんな気持ちかは正直分からない。

 でも、ソフィアさんが今とても辛そうなのは見ててわかった。

 

「ちょっと元気付けてきます。なるべくトラウマには触らないようにするので!」

「うん、よろしくね。多分フィルが1番の適任だし」

「? よく分からないけど、行ってきます!」


 私はそう言って部室を飛びたしてソフィアさんを探した。

 ソフィアさんは1人になりたいと言ってたけど、絶対に誰かと一緒にいた方がいいに決まっている!

 どこにいるの? ソフィアさん!

 私は必死になってソフィアさんを探した。

午後にシオンくん誕生日記念投稿するので、そちらも見てほしいです!

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