ティーナさん誕生日記念
いろいろ考えた結果、作品は改めずにここで投稿を再開することになりました!
改めて、これからもよろしくお願いします。
今回は、休載期間中にあったティーナさんの誕生日記念です!
※ティーナさん視点の話です。
ようやく授業が終わり、クラスメイトたちが次々と帰宅し始める。
あっという間にクラスメイトは居なくなり、教室に残っているのは私とシャーロットの2人だけになる。
私以外で唯一残っているシャーロットはぐっすり寝ちゃってる……。
……シャーロット起こして委員会行きますか。
いつも一緒に帰ってるし、シャーロットが起きたときに私がいなかったら心配するだろうしね。
「そろそろ起きて。もう授業終わったよ」
「……」
……あれ、シャーロット起きないよ?
え、どうしよう……。
とりあえず、もう一回起こしてみよう……。
「起きて、私委員会行くから……」
「……」
ダメだ、起きる気配がない……。
こうしているうちに委員会が始まる時間は刻一刻と迫っている。
……そろそろ、委員会行かないと……。
私はシャーロットに向けて「委員会に行ってるから先帰っててね」と書いたメモを残して委員会に向かった。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
委員会疲れた……。
自分からやりたいと思って立候補したけど、やっぱり大変なのには変わりない。
早く帰ってご飯作らないと……。
シャーロットお腹すかせてるだろうし。
……あ、あの後シャーロット起きたのかな?
私は部屋に帰る前に教室に寄ることにした。
まだ寝てるってことも十分ありると思うし。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
教室に戻ると、シャーロットが本を読んでいる姿が見えた。
教室でぽつんと一人で本を読んでいる。
……あれ、メモ見なかったのかな?
思ったことがそのまま口に出てしまう。
「あれ、メモ見なかったの?」
「あ、ティーナ。ううん、ちゃんと見たよ」
「え、ならなんで残ってたの?」
本当になんで残ってたんだろう?
本は部屋でも読めるし……。
そう考えていると、シャーロットはちょっと顔を赤らめながら言葉を続けた。
「ティーナと一緒に、帰りたかったから……」
……ふぇ?
え、私と帰りたいからこの時間まで待っててくれたの?
シャーロットは恥ずかしさからか俯きながら、「早く帰ろう」と言わんばかりに私の制服の袖を引っ張っている。
……何この子可愛すぎでしょ……。
「今日のご飯、シャーロットの好きなシチューにしてあげるね」
「ん……」
シャーロットの言葉が嬉しくて、私はついそう言ってしまうのだった。
玉ねぎ切るの、目に染みて苦手なんだけどね。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪
来週からは本編(?)再開です!




