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べったべたのなか

短め?

ザストにライたちは戻り、さっさとギルドで達成報告をすることにした。


 果汁でべたべただから、さっさと風呂に入りたい。


 ギルド内に入り、とりあえず受付の人に達成を報告する。


「討伐依頼が完了しました。これ証明の品です」


 モンスターから取れる魔石を提出する。


 魔石というか種っぽいけど。これ魔石だよね・・?



「はい、確かに討伐依頼を完了したことを確認しました。達成報酬がこちらになります」


 報酬を受け取り、とりあえず銭湯に向かおうかな。


「あ、ご主人様。ギルドマスターがお呼びですヨ」


・・・・ワゼが来て、僕らを執務室に連れてきた。


 うん、はよ風呂入りたいんだけどな。



 スルトも呼ばれてきて、全員そろって執務室に入った。


「やあライ君、今日はお知らせがあってね」

「お知らせですか・・」



 ギルドマスターは真面目な表情で僕らを見渡して言う。


 ふざけている感じではなく、どことなくまじめな感じがうかがえるので、僕らは少し身構えた。



「知らせというのはね・・・・」


ダララララララララララララララララ・・・・


 何かドラムが鳴っているような音がするんだけど・・・・・あ、ワゼがどこからか持ち出して叩いているんだけど。


ダラララララララララララララララララララララララ・・・・ダァン!!


「ついに、ライ君たちの冒険者グループ『快進撃』のランクがBからAへの昇格が決定しました!!」


 ドラムが鳴り終わり、ギルドマスターは堂々とその場で宣言した。



・・・・・・え?BからAに昇格?


「「「「「「えええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」」」」」


 ついに、僕らのランクがAになった!!


 ・・・でも、そのことを詳しく聞くよりもまずは風呂に入りたいんですが。



ついにライたちはAランクに昇格!!

まあ、そもそも実力を考えるともうなっていてもおかしくはなかったけど、ギルド側の考えもあってなかなかなっていなかったんだよね。

複雑というか、ギルドにはギルドなりの事情があってだね・・・・・・・・・・

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