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肝試し大会開催したんだけど・・・

本日2話目

短めです。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!」

「ぎょぉぇぇぇぇぇぇぇ!!」


 深夜、スライムの森で悲鳴が響き渡る。



「おい、また誰かの悲鳴が上がったよな」

「あれは多分、ゴンザエス&ダッピのペアかな?」

「ランクBである冒険者グループでの有名なカップルの一つだが・・・すごい悲鳴だな」



 現在、ギルド主催の肝試し大会が開かれていた。


 脅かし役も多く参加しているのだが、普通に肝試しを楽しむ参加者になる人も多かった。


 というのも・・・・



「脅かし役に、アルテミスの姐さんとか、エリーちゃんがいるって聞いたけどあれはすごいな」

「ロウちゃんもいるようだけど、あの子はむしろ参加側になる方だよな」

「スルトちゃんも加わっているのかな?」



 美女集団として有名なライの従魔たちが脅かし役に参加すると聞きつけた人たちで大半であった。


 まあ、従魔全員が悪乗りして物凄く恐ろしいものになってしまったんだけどね。


 同じく驚かし役として参加していた他の人達も恐怖に引きつらせるレベルである。


 そもそも、ミアンとアルテミスが幻術魔法を扱える時点でこの結果を察するべきだったような気がするのだが・・・・。幻術魔法でトラウマレベルのを植え付ける映像を映し出したりしたらそりゃなぁ。


 ただの死体とかそういう物であれば、冒険者業をやっている人でも見るからまだいいけど・・・どこからあんな知識を得て見せるんだか。


「私が教えたのですヨ」


 元凶は、ワゼにあった。


 彼女は元々遺跡に眠っていた魔道具(マジックアイテム)。遺跡にある物は異世界の物とも言われており、当然ワゼの知識にもそのようなものがあったらしい。



 そのせいで、今日はハクロは自室に引きこもってしまい、今この場にはいないのである。




「ひょぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「きゃぁぁぁぁっ!!」


「あの悲鳴は・・・」

「声からすると、冒険者ペアのドルモンデェさんとゼリーマさんですネ。気絶を確認」


 一応、安全のために気絶した人たちは森の入り口まで運ばれる。


 運ぶのは、先日ワゼが開発したミニワゼたちだ。




「にしても、本当に面白いほど悲鳴が上がるよな」

「肝試しが終わったら誰が一番怖かったのかという発表もありますので、お楽しみにしてくだサイ」



 そうこうしている間にも、次々と恐怖の悲鳴が深夜の森の中で響き渡るのであった。


 たまには脅かす役ってのも悪くはないな。

くわしく書こうとしたのだが、なぜかパソコンの調子がおかしくてカット。

いつかこの内容を詳しく書きたいな。

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