なにやってんの
本日2話目
ちょっと更新速いかな?
「ふわぁぁぁっ・・・」
目が覚めると、ライはふといつもの家の天井でないことに一瞬驚くが、よくよく考えれば実家に今は戻ってきているんだと思い出した。
「むにゅ・・・・それは・・・・」
と、気が付くとハクロがハンモックで何か夢を見ているのか寝言をつぶやいていた。
こうして、一緒に寝ているのも久し振りだけど・・・・・
「いけません・・・そのねぎを煮ればアシカ大明神が・・・」
「・・・なんの夢を見ているんだろう?」
何だろう、意味不明な寝言でどんな夢を見ているのか物凄く気になるんだけど。
モンスターは夢を見るのかって話が合ったけど、思いっきり見ているよね。
とりあえずハクロはほおっておいて布団から出て、着替える。
一応護衛依頼は完了したし、もう少し実家でゆっくりしてからザストの家の方に帰ろうかな。
スルトとヤタが待っているだろうし、ついでに村の特産品か何かをお土産にするのも悪くないかな。
台所の方に行くと、ヤタとルミナスが母さんと一緒に朝ごはんの手伝いをしていた。
ロウは食器を並べ、エリーは机といすを並べている。
・・・あれ?なんか僕だけさぼっているような気持ちになるのはなぜだろうか?
とりあえず、僕も朝食づくりに加わるのであった。
「いただきまーす」
全員そろい、朝食ができたので食べることに。
アルテミスとミアンは庭の方で野宿していたことを思い出した時には、アルテミスが窓から顔を出していた。すでに起きていたらしい。
「主殿、ミアンを知らぬか?」
「え?」
アルテミスが言うので見ると、昨夜外でとぐろを巻いて寝ていたはずのミアンがいない。
「朝のジョギングに出かけたのかな?」
ミアンの朝の日課としてついているらしい。
護衛依頼中はしていなかったけど、落ち着いたからまたやっているのだろうか。
まあ、強いしそこまで心配するようなこともないけど、朝ごはんはもできているし、とっておかないおいけないか。
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その頃、ミアンは昨夜からの説教をやっと終えたところであった。
「ともかく、こういう捕らえられそうなときは格好をつけないででありますな・・・・・」
「すいません、もう本当にわかりましたので」
「いや本当につらいんで・・・」
「ねむい・・・」
ミアンの足元でつぶされている暗殺者たちはすでに力尽きている。
朝になったことにミアンが気が付いて、とりあえず今日はここまででいいと判断してライのところに戻るのであった。
そして、やっと解放された三人組はつぶされていた暗殺者たちを縛り、城に報告の連絡を出すのであった・・・・。
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「おはようであります」
「お、ミアンどこ行っていたの?」
「いや、そのあたりを走っていたのであります・・・いや、飛んで?」
「疑問形かよ・・・」
ミアンが戻ってきたころには、僕らはすでに朝食の後片付けをしていた。
いや、一応ミアンの分は残してあるけどさ、その言い方ってどうなんだろうか?
「そういえば、皆って歩き方とかそういうのが言い方ばらばらだよね」
「今さらですかね?」
例えば、ハクロの場合一歩が前右足、ヤタは左足、といった具合に足がある組はそう言うことができるのだが、ミアンの様なのは足と言える部分が胴体の様なものでもあるので言えない。
・・・彼女たちのそういう部分って結構バラバラだよね。
足の本数も違うし、普段は気にもしないけど、気にしたらちょっと面白いかもしれないな。
こういう歩き方とか、座り方とか気にしてみると結構異なるのが多いよね。




