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そのへんのダンジョン  作者: どっすん権兵衛
第一章 始まりのダンジョン
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番外編1 死亡シーン集

100%ネタです。サブタイトルだけでイヤな気分がする方は飛ばしてください……

正直、ブクマ急増したタイミングですることじゃなかった。


 


 その一 最初のスケルトンが強い





 息を飲み、目を凝らした。


 徐々に視界へ入って来たのは、剥き出しの人骨だった。右手には剣が握られている。

 スケルトンか。定番だ。


 それは剣を肩に担ぐとこちらに向かって駆け出して来る!


 俺が身構えるより早く、想像を絶するスピードで剣が振り下ろされ、俺の右肩にめり込んだ。



「ぐあぁっ!?」



 鎖骨がへし折れ、血が噴き出す。

 俺はよろめいて後ろにへたり込んだ。



「く、来るなぁッ!」



 後ろを向いて千切れかけた腕を引きずって這い、距離を離そうと試みる。


 しかしスケルトンは無慈悲に歩みを進め、再び剣を振り上げ……俺の脳天に叩き込んだ。


 剣は容易く頭蓋を砕き、俺は悲鳴をあげる代わりに脳漿を撒き散らした。


 スケルトンがケタケタと嗤う声が聞こえた気がした。

 俺の死体はこのまま人知れず朽ちていくのだろう。




 残念! 俺の冒険はこれで終わってしまった!





 ーーー



 その二 宝箱の罠がアレ





 ボスの宝箱である。期待も膨らむというものだ。


 宝箱に歩み寄って調べる。鍵がかかっているようだ。

【解錠】の魔法を唱え、鍵を外す。


「さーて、どんなものが……」


 宝箱を開ける。

 中には……



 !?



 突然の浮遊感。俺の視界は歪み、そして……




 真っ暗だ!

 一体何が起きた!?


 全身が圧迫されて指一本動かすことはできない。

 呼吸すらも!





 いしのなかにいる!





 俺は間もなく窒息死した。


 その後徐々に周囲の石に押し潰されて同化していった。


 このまま俺はダンジョンの一部となり、新たな犠牲者が隣に来ることを永遠に待ち続ける存在となるのだ。




 えいすけ は まいそうされます




 ーーー



 その三 着地失敗





「ぬおおおおおッ!」


 縦穴を落下する。

 ほどなく足が壁に触れるが、相当の傾斜があり、転がりながらそのまま滑り落ちていく。

 45度を超えるような坂だ。


「んなあッ!」


 指を坂に突き立てるように止めようとするが、勢いがつき過ぎていてとても無理だ。先に指が折れそうだ。

 爪のはがれかけた指を離し、脚を突っ張って勢いを殺す。


 なんとか勢いは弱まってきたが、そのあたりで再び床が途切れ、体が宙を舞った。



 俺は背中から床に叩きつけられた。

 後頭部をしこたま打ちつけ、鼻の奥に血の味が滲み、ぐわんぐわんと世界が揺れる。



 ーーーーッッッ!!!



 あまりの衝撃に横隔膜はその仕事を忘れ、呼吸が停止する。

 目を白黒させながら血と共に息を吐き出し、咽せる。



 膝を手で支えてヨロヨロと立ち上がる。

 酸素を十分に摂れていない。脳震盪もある。


 気が付けば、周囲を白い人影に囲まれていた。


 亡霊たちはこちらに手を向けており、それぞれの手の間にはーー青く光る矢が、こちらを向いている!



「かはっ……!」



 数え切れない程の矢が俺の全身に突き刺さった。

 皮を裂き、肉を抉る。

 衝撃を受け続ける俺の体は奇妙な動きで踊った。


 霞む視界は剣と盾を持った数体のスケルトンが向かって来る姿を捉えた。

 剣は俺の腕を、脚を、そして胸を貫いた。



 夥しい流血!

 俺の体はその場に崩れ落ちた。


 やがて静かに目を閉じて、永遠の眠りについた。




 ーーー



 その四 いとも容易く行われるえげつない行為





 ウォルズは標的を定め、槍を向ける。

 その槍先には一寸のブレもない。


 のっぺらぼうのはずのヤツと目が合った。

 存在しない口がニヤリと嗤ったように見えた。


 今にも。

 その槍は瞬きの間に俺を貫いてその命を散らすのだろう。



 俺は目を閉じた。




 ウォルズは詠介につきすすんだ。

 8かいヒットし 146のダメージ。


 詠介は 毒を受けた。


 詠介は 麻痺した。


 詠介は 眠った。


 詠介は 石化した。


 詠介は 2レベル下げられた。


 詠介は 首をはねられた。


 詠介は 死んだ。




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