第4話 クラスの皆に誤解される
みなほは何時ものように、体重が減らないと机に臥せっていると悩んでいると
鹿野谷さんがみなほに何故いつも臥せっているのか聞きます。
鹿野谷さんとの部活は楽しいけど、部活だけでは体重は減らない。
あと、自転車の方も競技や大会に出れるほどじゃないけど、そもそも目指してないからね。
でも、目的のダイエットも相変わらずうまく行ってない。
「やっぱり、学校が休みの日も走らないとダメか……」
今日も机に臥せっているけど、運動は好きだけど、休日は休みたいという矛盾があるのがわたし。
だから、痩せられないけど、筋肉は少しはついてきたかな。
「そういえば、自転車は足が太くなるって聞いたな……」
自転車は足に筋肉が付くから、足が太くなると聞いたりネットで見たりしている。
今の所、足の太さに変わりはないが、元から太いモノあるけど……。
そう考えると、鹿野谷さんの足は細くていいな。
でも、昔事故で足を怪我をしたとも聞いている。
夏でも厚いタイツを穿いてるし、部活はロングパンツ。
もしかしたら、足を見せれない程の傷跡が残っているってことかな。
そうなると……足をじろじろ見るのやはり失礼か。
実際にあまり見られたくないようだし。
でも、やはりあの細い足は気になる。
ただ、細いのは足だけでなく全体的に細く、胸からおなかにかけてほぼフラット。
わたしはお腹だけでなく胸も大きい方だけど、身体が細くて胸が大きいなら自慢できたけどね。
「せめて、体重を2,3㎏落とせないかな……」
わたしは1人でつぶやくと
「下月さん……」
と声をかけられたが、その声は鹿野谷さんだった。
「えーと、何か用かな?」
鹿野谷さんから、また声をかけて来て、ちょっと驚いているけど嬉しくもある。
「いつも机に臥せってるから、どうしてなのか気になった」
鹿野谷さんは、わたしがいつも机に臥せっているから、気になって聞いてみた。
「深い意味はないけど……痩せないから悩んではいる」
鹿野谷さんが気にするような理由ではないけど、わたしは素直に答える。
「そう。痩せたいなら食べるのを減らして運動をすればいいだけ」
相変わらず正論をいうけど、それができないんだよね。
「前も同じ事を言ったけど、それができないんだよね」
「私は走ってるから太らない」
鹿野谷さんの場合は、走りすぎだかけどね。
「鹿野谷さんは走りすぎかもよ」
「そうなのかな」
鹿野谷さんは不思議そうな顔をしてるけど、走りすぎって思ったないんだ。
でも、それが鹿野谷さんらしいんだけどね。
「部活はともかく、廊下や教室でも小走りなのは良くないよ」
「大丈夫、ゆっくり走ってるから」
「はははは……」
わたしはいつもの、ゆっくり走るに返すことできず笑うけど、本当に走らないといけないんだ。
でも、何でそんなに走らないといけないのかは気になる。
部活では大会を目指してることは知ってはいるけど、それにしても走りすぎと思っている。
マラソン選手が走りすぎて疲労骨折したり、走りすぎて逆に走れなくなることがあるとネットとかで見た。
だから、あまり走る過ぎるのもって思ったけど、鹿野谷さんは足のことがあるから……言わない方がいいか。
「学校が休みの時も走った方がいいかな……」
わたしは鹿野谷さんにいわれたとおり、休みの時も走ることをちょっとだけ考える。
「痩せたいなら、その方がいい」
「でも、通学でも自転車で走ってるし、休みの日は休みたなぁ」
「そんなこと言ってたら、痩せない」
「そ、そうだけどね。はははは……」
ストレートに言われて、笑ってごかます。
ただ、鹿野谷さんの言ってることは正しい。
痩せるのだったら、休日も走らないとダメだろうし、走らないなら食べる量を減らさないとらない。
今のわたしはどっちもできてないからね。
「だった、鹿野谷さんも一緒に走ってくれる?」
わたしが冗談で言うと
「私は下月さんと走るのが楽しいから……下月さんがいいなら一緒に走る」
と鹿野谷さん少し照れながら言うけど、わたしと一緒に走って嬉しいと聞いてわたしも少し照れる。
「そ、そうなんだ」
「1人で走るのも楽しい、でも下月さんと走る方がもっと楽しい……」
鹿野谷さんはこう言うけど、その表情は思わず言ってしまったいう表情だった。
「えーと、わたしも鹿野谷さんと走れて楽しいというか、一緒に走ってるから続けられてるよ」
「そう言われると私も嬉しい……」
鹿野谷さんの表情が少しくずれると同時に、頬が少し染まった。
無口で表情もあまり変わらない鹿野谷さんだけど、照れてるみたい。
「わたしの鹿野谷さんのお陰で走れてるし、一緒に居られて楽しいというかなんていか……」
わたしは自分でも何を言いたいかわからなくなってきたけど、鹿野谷さんが一緒だから走れる。
だから、これからも一緒に走って欲しいと言おうとしたら
「わたしの隣にずっといて下さい!」
とまるで告白するようなことを言ってしまった。
「……」
鹿野谷さんは無反応だが、逆に教室はざわついてる。
「下月さんと鹿野谷さんってそんな関係だったの?」
「下月さんと鹿野谷さんって意外な組わせだよね」
「でも、反対の性格だから逆にいいカップルになるんじゃない?」
「わたしは前から2人がそんなふうな関係と思ってわ」
なんか周りに色々言われてるけど、わたしと鹿野谷さんはそういう関係ではないから。
鹿野谷さん自体は部活とかで一緒なだけだし、体型に憧れているだけだから。
でも、鹿野谷さんは
「......」
と無言のままその場に立っているだけ。
「こ、これは一緒に運動しようって意味だから、変な意味ではないから」
わたしは慌てて言い訳をするけど、変な意味は本当にない。
「……わかってる。でも、下月さんと一緒に居るのは悪くない」
「わたしもだよ、一緒に居るから走れるし」
「……それだけ?」
「え~と、こうして話すのも楽しいよ」
「……わかった」
鹿野谷さんはそういうと自分の席へ戻って行ったが、席へ戻る足取りは何だから嬉しそうだった。
鹿野谷さんが自分の席に戻ると、今度はクラスの子達に囲まれる。
いつの間に鹿野谷さんとそう言う関係になったとか、あれこれ聞かれた。
わたしは、あれは言い間違いだと説明する。
でも、みんなは「誤魔化さなくてもいいよ」と言って、みんなの誤解を解くことことは出来なかった。
でも、休みの日に一緒に走る約束できなかったから、部活の時にまた話そうかな。
お読みいただきありがとうございます。
少し鹿野谷さんが少しデレ?を出してきましたが、みなほも変な事を言って
クラスの子たちに2人の関係を噂されはじめます。
みなほも誤解を解こうとしますが、誤解は解くのは難しいです。
ツイッター
@shiizu17




