表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/145

獣人村裏話

今日は友達とマクロスの展示会に行く予定

18メートルのバルキリー拝めると考えると胸熱です!


凍「ロボットマニアめ」

焔「作者さんってロボットものゲームばっかりだよねっ」

雷「マイナー過ぎて友達と話せないようなものばかりだものね」

花子「あ、友達少ないんですね?」


友達は少なくないよ!! ゲームの趣味が合う人が少ないんだよ!!


お気に入り登録が500件を突破!

ありがとうございます!

小説を始めた時の目標だったのですが、まさか叶うとは思ってなかったのでビックリです

これからもよろしくお願いします

全く、凍君と焔はどこに行ったんでしょう?

折角獣人の皆さんが開いてくれた宴を2匹だけで抜け出すなんて、2匹だけで……凍君、どこに居るんですか!?


「花子、落ち着きなさい。私なら匂いで2匹の居場所は分かるわ」


雷っ、流石ですっ。


「良いのよ。私も焔と凍が2匹だけというのは気に入らないわ」


黒いです、怖いです。


「うふふっ、凍ったらいつ発情期に入るか分からない焔と2匹っきりになるんだなんて何を考えているのかしら。いえ、何も考えてないのかもしれないわね。本当に駄目なボウヤだわ。躾が必要かしら? あら可笑しい、うふふ、ふふふふふふふっ」


……やっぱり怖いです。

あっ、居ました! 焔が凍君を押し倒してます!!


「凍君も焔も、何をやっているんですか?」

「あらあら、こんな所で逢引き? 場所を選んだらどうなの?」


心外だと言う顔をされてしまいました。

でもこれから凍君を好きにできると思うと、ちょっと涎が。


「花子も落ち着け! お前、どう見ても犯罪者の顔だぞ!!」


ふふふっ、凍君のためなら世界を滅ぼす魔王でも足りないくらいです。

さあ、皆で良いコトをしましょうね?




村長さんが用意してくれた家に着いて荷物を置いた私と焔と雷は直ぐにでも凍君を寝室に運ぼうとしたんですが、凍君はやっぱり抵抗してきました。


「……勝った」


まさか一瞬の隙を突いて賭け布団を使って私たちを簀巻きにするなんて思いませんでした。

私が扉を閉めようと凍君を視界から外した一瞬で焔と雷が簀巻きにされて、何が起きたか分からなくて茫然としている間に私も簀巻きにされていました。

流石は氷狼です。速さだけならドラゴンにも負けないと言われるだけのことはあります。

もしあんな速さで凍君に責められたら……一瞬で陥落する自信がありますね。


それにしても、焔も雷も顔が赤いです。

凍君も何だか顔を赤くして私たちから視線を逸らしていますし、どうしたんでしょう?

ああ、早く凍君に触れたいです。でも布団が邪魔です。


「凍~、放してよ~」


あ、また焔が先にっ。

でも負けません!

雷と協力して簀巻き状態から脱出しましたっ。これで凍君をっ、凍君とっ……焔!!

またですか! また抜け駆けですか!

私と雷の機転で布団から脱出したのにまた焔が凍君とキスするんですか!!


「ああ、花子、助かった」

「次は私がします!」


凍君が天国と地獄がどうとか言ってましたが聞こえません。

今は凍君とのキスを堪能する方がよっぽど大事です。

はぁ~、この感触。思ってた以上に柔らかいです。それに顎を撫でられて力の入らない凍君って、可愛いです。

顔を真っ赤にして必死に抗おうとしているけど力が入らなくて満足に抵抗できない凍君……鼻血が出そうです。


凍君、スッゴク可愛いですよ。耳まで赤くして、ちょっと涙目で、必死に私の指技に耐えてて、このまま全部食べ尽くしちゃたいです。


「お願いだから止めてくれ!」


駄目ですよ。私、もう待てま、


「そこまでよ!」


あら、雷は焔の相手をするんじゃないんでしょうか?


「焔の抜け駆けを注意しながらあなたが抜け駆けだなんて良い度胸ね」


ええっ、私はそんなつもりじゃ、


「黙れっ! 発言を許可した覚えはない!」


ヒウッ!!

あ、雷が怖いです。


うぅ、どうにか雷の怖いのが終わりました……凍君が居ません。

もうっ、凍君ってばまた私たちから逃げるなんて!!


その後、不愉快な男たちが絡んできましたが凍君は見つかったので皆で一緒に寝ました。

凍君は相変わらず直ぐに寝てしまいました。これじゃいくら私たちが頑張ってもデキません。どうにかして凍君を起こし続けないといけませんね。

生半可なことでは気絶するように眠ってしまうので本気を出さないといけないかもしれません。

ふふふっ、凍君、今は安心していてください。いつか、絶対に私たちが勝ってみせますから。

さぁ、今は凍君の弱点を探って本番に備えましょう。




翌日は晴れやかな気分でした。

少しは凍君の弱点が分かったのであとはどうやって攻めるかですね。焔も雷も武器を持っているので私も対抗して髪と匂いで凍君を誘惑するようにしていたんですが意外と効果はあるみたいでした。

これなら焔と雷に抜け駆けされても取り戻せます!!

と思ってたらユーリアちゃんが私たちに服を作ってくれるそうです。なんだか凍君がさり気なさを装って色々注文していました。

もしかして私たちに着て欲しい服があるのでしょうか?

素直に言ってくれればいくらでも着てあげるんですけど、凍君は照れ屋さんです。


ユーリアちゃんに服の採寸を取ってもらった後、家に帰って交代でお風呂に入ることになったのですが、実は恒例になっているイベントがありました。


「じゃあっ、お風呂の順番決めよっ」


焔の提案により私たちに緊張が走ります。

そう、これは大事な問題なんです。凍君の直前に入って凍君に自分の匂いを染み込ませるか、直後に入って凍君の匂いを1匹で堪能するか。

とても大事な真剣勝負なんです!

ジャンケンの勝ち負けで順位がそのまま順番になるのですが、凍君が1番か4番の日は最悪です。一気に凍君に対するアプローチが限られることになるんです。


「いくわよ。ジャンケン」

「「ポンッ!!」」


凍君はどうでも良さそうですが、私たちは真剣です。

ふう、今回は凍君と私と焔がグーで雷がチョキですか。良い勝負です。これなら高確率で凍君に隣接する順位になれそうです。


「もう1回だねっ」


そうして決まった順番は私、凍君、焔、雷の順番でした。雷は悲しそうでしたがこれも自然界の摂理です。諦めて明日勝ち取ってください。


お湯に浸かること40分、凍君はいつも私たちに長風呂だと言いますが、長風呂にもなります。

凍君に自分の匂いを染み込ませるとか、凍君の匂いが染み込んだお湯をちょっと口に含んで楽しむとかメスには色々あるんです。一般的じゃないとかいう意見は知りません。

……もう良いですかね。逆上せても大変です。凍君に看病してもらえるかもしれませんけど悪いですし。


で、凍君の入浴中です。凍君はいつも20分くらいで出てきてしまうので匂いを堪能したいなら直ぐに入れ替わらないといけません。

これが意外と大変で部屋の前で待機していると凍君の着替えシーンを我慢できなくて突撃、怒られて結局凍君の匂いが薄れているなんてことになります。

今回の焔はどうなんでしょう?


「おいっ! まだ入ってんだよ!!」


……焔ああああああああああああ!!


「焔、あなた何をしているのかしら?」


ああ、雷も相当怒っていますね。

でも私も怒りますよ。まさか凍君が居るのにお風呂に入るだなんて羨まゲフンゲフン! 凍君に迷惑だとか考えないんですか!


焔は服を脱いで浴槽に入っている凍君の背中に張り付いています。

……ちょっと刀を持ってきましょう。

フラフラと覚束ない足取りでリビングの刀に手を掛けたとき、凍君の悲鳴が聞こえてきました。


「雷まで脱ぐな!! 2匹とも出てけっ!!」


そうですか、雷もそんな嬉し恥ずかしいイベントを起こしますかそうですか。

くふふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふっ。


「皆さん、少し、頭冷やしましょうか?」

「花子!? 俺は被害狼だ!!」

「キャー、花子が怖いぃ~」

「あら、ちょっと巫山戯過ぎたかしら?」


全力の凍君に止められてしまいました。

凍君ったら、そんな後ろから抱きしめるだなんて、情熱的です。


まああれです、お風呂のシーンが書きたかったんです


だってこの小説って宿とか同じ部屋なのにお風呂場で全裸で遭遇とか凍がヘタレ過ぎてなかってんです


凍「普通中に誰か居たら分かるだろ!」

焔「そこをあえて間違えるのがラブコメの主人公だよっ!」

雷「だからあなたは主人公として3流なのよ」

花子「凍君、自分の役目は果たさないと駄目ですよ」

凍「何の役目だああああああああ!!」


これにて獣人村も完全終了、次章は遊園地のような国であるハワイアン民主国です

……何編って名前にするかに悩んでます

民主国? 遊園地?

何か良い案があったら教えて欲しいです


次章は5月10日からの予定です

ちょっと長い時間空いてしまいますが、ご容赦ください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ