俺のステータスチェック
「ん、うぅん……何処だここ……」
目を覚ましたら、見知らぬ天井?というか岩が目にはいった
「ここは……洞窟か…何でこんな所に……確か、アルゴスを倒して影に入れたのは覚えてるんだけど、そこから記憶がないな。気絶したのかな?」
カタンカタン……
ん?何かが洞窟に入って来たな……敵か?
カタンカタン……
もうすぐそこまで来ている……そこに居たのは……
「誰だッ!?」
「ワァウッ!?……ガァウ…」
ひゃうッ!?……なんだセイヤかぁ…
影狼だった
「あ、驚かして悪かったな影狼。てっきり敵か何かだと……」
「ガァウワァウ、ワァウ?」
ちょっとビックリしただけだから大丈夫、それよりセイヤの方が大丈夫?
「疲れてるだけで体に異常はないと思うよ」
「ワァウワァウガァウ……」
アイツを倒したらセイヤが急に気絶しちゃうしで大変だったよぉ……
やっぱり急に気絶したのか……能力を使いすぎたか?これからは気を付けてた方が良さそうだな
「影狼、ありがとうな……影狼に聞きたい事があるんだけど、俺が気絶してたか何れくらい時間が経った?それとここは何処だ?」
「ガァウガァウ。ワァウ」
ここはアイツを倒した場所の近くにあった洞窟だよ。気絶してから丸一日ぐらい経ったかな
ここがアルゴスを倒した場所の近くだったのはラッキーだったが、丸一日も経ったか……
「【シャドウリボルバー】……ホントだ、一日経ってるな……」
俺は、ブレスを3発射って作れなくなったリボルバーを作り、一日経ったかを確認した
「ワァウガウッ!?」
信じてなかったのッ!?
「……そんな訳ないだろッ!一応確認したんだよ」
ホントはちょっと疑っていたのは秘密だな……
「ガァウガァウ……」
それなら良いけど……
「ははは……そういえば俺達、アルゴスを倒したんだよな。あの神話の怪物を……」
「ワァウワァウ?」
そうだけどそれがどうしたの?
「いや、アルゴスってランクSだっただろ?だったら俺の能力のレベルが上がっただろうなって思ってさ」
「ワァウ?ガウッ!」
レベルアップ?私も見て!
「はいはい、【鑑定】」
影狼 影レベル2 セイヤの影
武器:牙.爪
防具:狼毛
能力:影化(レベル2)
魔法:属性付与(自身以外の付与不可能)
スキル:幻影
前に見た時より大分成長してるな……レベルも上がってるし
「ガァウ?ガァウ?ガァウワァウ?」
どう?どう?レベル上がってる?
「あぁ、上がってたぞ」
「ワァウッ!?……ガァウガァウ?」
ホントッ!?……じゃあ擬人化はあった?
なんかもじもじしてて可愛いなぁ……
「残念だけどなかったな」
「ガァウ……ガァウガァウ」
そっか……まぁ次の機会を待つよ
「楽しみにしてるぞ擬人化……さて、次は俺の番か【ステータス】」
セイヤ・カゲノ 17才 異世界冒険者 勇者?
武器:鉄の剣
防具:黒龍のマント
能力:影操作(レベル6)<55%>[1]
魔法:全属性(初級のみ)
スキル:属性付与
影収集
表裏一体
影動物
影潜り
????
加護:言語理解
鑑定
全属性初級魔法(マナ使用不要)
称号:狼殺し・狼の天敵・狼キラー・百発百中・リンシャルの街の英雄・魔族の天敵・雷使い・銃使い・邪 獣殺し
大分縦長になったもんだ……
それな事より、スキルの????ってなんだ?まだ使えないって事なのか?それに%の横の[1]ってなんだ? ワケわからん……
「ワァウ?」
どうしたの?
「いや、何でもないよ。俺はもう大丈夫だからエルザさん達を追いかけようか」
「ガウッ!」
そうだねッ!
ふぅ、ステータスの事は後々考えよう……最近考え事が多いな。魔王や邪獣、アルゴスに神話、あとステータスもあるからなぁ……
………………大変だよ……
「さて、外に出て、エルザさん達を追いかけるか……」
総合評価よろしくお願いします!!




