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無属性の天下統一  作者:
魔族大陸突入偏
65/130

俺港街到着

 トランプを始めてから2時間が経過した。ババ抜きしかしていない。それも最後に絶対エルザさんとミーネが残って面白みがない


「はぁ、カルデラまであとどれくらいだ?」

「そうですね、このペースなら明日の昼には着くと思います」

「明日!?そんなにあるのか!?」


 マジかよ……まだそんなにあるのかよ。毎回俺が一番にあがるからつまらないんだよなぁ


「あと1時間ほどしたらテントを張って、そこで寝て、朝早くから出発すれば昼頃には着くでしょう……やった!あがり!」

「あぁ、また負けたぁ。もう1回!あと1回だけ!」

「お前らいい加減に止めろ。さっきからエルザさんかミーネしか負けてないだろ!」

「えぇ!だってぇ」

「あんたらだけで毎回30分前後やってて俺達が暇なんだよ!」


 何でコイツら延々とジョーカーしか引かないんだ!逆に凄いわ!

 あぁ、もうババ抜き飽きたな。他に何かあったっけ?


「はぁ、ババ抜きは止めよう」

「そんな!?」

「あと1回だけ!」

「ダメだ。その代わり神経衰弱をしよう」

『しんけいすいじゃく?』

「そう。ちょっとカード貸して。このカードをシャッフルして床に裏向きで並べる。それを1回に二枚表向きにして、数字が同じならもう1回引けて、最後に一番多くカードを持ってた人が勝ち。簡単だろ?」


 これならみんな最後まで楽しめるだろう


「早くやろッ!」

「やりましょう!」

「お兄ちゃん、やろ?」

「セイヤ様、早く!」


 みんなノリノリだな。最後のメイド、口調がキツくなってない?俺の気のせい?


「はいはい、じゃあ並べる必要はないな。俺の影だから自由に出来るし」


 空中シャッフル、自動で並ぶ。メッチャ簡単!やっぱ便利だね!


「さて、お手本として俺から…ハズレか、まぁ、最初はこんなもんか」

「次アタシ!それ!2と3、おしい!」


 それはおしいのか?

.

.

.

 それからもトランプは順調に進み、テントの中でも、寝るまでやっていた……あ、俺は馬車で寝ました。まぁ、俺としてはありがたい限りだよ

 朝6時頃から出発。馬車でまたトランプ。よく飽きないね……そろそろ新しい遊びを教えようか?


「もう少しで着きます」

「お、やっとか。どんな街だ?」

「海や魚が有名ですね」


 ほぉ、こっちに来てから魚料理をあまり食べてなかったから楽しみだな


「へぇ、お!見えてきたな!」


 う~ん、イメージと違うな。俺はワン○ースのウォーターセブンみたいなのを期待してたのに、まぁ、これが普通か


「じゃあ、門番に事情を話して来るので少々お待ちを」

「ありがとうカレン」


 カレン、大変そうだな。馬車を運転してテントを張ってって忙しそうだな。あとで肩でも揉んでやろう


「通っていいそうです」

「じゃあ行きましょう」


 こうして、港街、カルデラに到着したのだった





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