アタシの修行(2)
「裏庭に着いたけどどうする?」
「そうですねぇ……何かあります?」
「う~ん、とりあえず、模擬戦でもして、お互いの良い所、悪い所を教えあえばいいんじゃないか?」
「まぁ、とりあえず、そうしましょうか!」
セーヤの特殊な能力っていうのも気になるしね!まぁ、負けないと思うけど!……多分…
「んじゃ、ルールは、どうする?」
「う~ん、そうですね……能力のみ使用、でいいんじゃないですか?」
「ん?それは、能力で作った武器を使用してもいいのか?」
「能力で武器を?……まぁ、能力なら何でもいいです!」
「了解、じゃあ、早速始めるか?」
「ちょっと待って下さい、準備するんで」
「あぁ、分かった」
さてさて、少し準備運動をしている"ふり"をして、地形を確認と作戦を考えないとね!
まぁ、いつも通りにすれば大丈夫でしょ!
「よし!もう大丈夫だよ、始める?」
「そうだな、始めようか……いつ仕掛けてきてもいいよ、どうせ当たらないから」
む!ナメられましたね!無属性なのに余裕ぶっちゃってイラつくなぁ…
「すぐに終わらしてあげますよ!"ウォーターランス"!」
「おぉ!魔法じゃない水の槍かぁ、速くはあるが"時間停止"!なんちゃって♪」
「なッ!?何で動かないの!!」
まるでそこだけ時間が止まっているみたいに操作出来ない。これがセーヤの能力……強すぎじゃね?
「あ、言っとくけど、これはまだ能力の一部しか使ってないから」
「え!?それ本当に無属性!?……あぁーもう!こうなったらやけだ!"ウォーターウェーブ"!」
セーヤに向かって、水の塊が流れていく
「あ、これは止められないな、はぁ…ガードするか"シャドウウエポン:シャドウシールド"…」
バシャー!!
「さっきのはなに?黒い盾がでてきたけど……」
「ん?俺の能力だけど?それよりドンドンこい!」
「言われなくても!さっきので丁度地面が濡れてるわ"アイスサーフェス"!これで動けないはず!」
地面を凍らせ、セーヤの足も凍らせた
「あ!ヤバイ、動けな~いどーしよう?」
「まだナメてるね!こうなったら…"ウォータータイガー"!"チェンジ:アイス"!…」
水の虎を作り出し、それを凍らせ、操る
くっ!さすがに操るのが難しい!でもこれなら!
「へぇ、何の手助けも無しに、一人で操るんだ。生物に似せた物は操ることが困難なのにスゴいね!」
なにこの余裕ッ!まだ何かあるの!?
「よし!この機会に実戦で使えるか試してみるか!"シールドウエポン:シャドウリボルバー《影・回転式拳銃》"…弾丸は、普通の影しか使えないから仕方ないな"シャドウブレッド"」
何あの黒一色の物……でももう遅い!今から足掻いても避けられない!
「アイスタイガー!突っ込め!」
「はい、さようなら虎さん♪」
ダァンッ!!…パリーーん!!
「え!?何が起こったの?…」
「ミーネさん、まだやる?」
「はぁ、アタシの負けよ!なによ!一回もアタシに攻撃して来ないなんて!」
「いやぁ、だって俺の能力だと攻撃が全部致命傷をあたえるほどの威力になるんですよ。さすがに傷付けたくないんで…」
アタシの事を考えて……ってそうじゃあない!全部致命傷!?無属性でそんな威力があるんだったら
「お前は魔王かぁぁぁ!!!」
「酷くない!?確かに強力だけど俺は魔王じゃないよ!」
「知ってるよ!!敵を鍛える魔王がどこにいるッ!」
はぁ、強すぎる……本当に仲間で良かったよ
「あぁ、それよりミーネさんの能力の使い方は少し雑な気がするな」
「えぇ!そんな事言われたってぇ…」
「まぁ、これから改善していこうか」
「え!?いや、本当に遠慮したい!」
「はい、逃がしません、明日からここで修行です」
「ま、マジですかぁぁぁ!」
こうしてこれからも修行する事になった……まぁ、二人っきりだしいいかなぁ♪
それに強くなりたいしね!
自分で書いてて、話が急だな、というか適当に書きすぎている気がします。すいません!でも、もしよければ総合評価よろしくお願いします!!
ついでに感想もッ!




