アタシの修行(1)
アタシことミーネは、悩んでいた
「う~ん、修行どうしよー」
そう、ミーネは獣人という事で、周りから相手にされていなかった。というより、邪魔に思われていた
ミーネは修行をしてくれる人がいなかったのだ
「う~ん、一人で修行しても限界があるし、どうしよー!この調子だと足手まといになっちゃっうよぉ…」
「あれ!ミーネさん、どうしさんですか?悩んでるようですけど」
「ひッ!……て、セーヤかぁ、驚かさないでよぉ!」
あぁー、ビックリしたぁー……ところでセーヤは、何をしてるんだろう?
「あ、すいません、てっきり気づいているものだと…」
「はぁ……まぁいいや!それより聞いてよぉ」
「それは、大変でしたね」
「まだ何も言ってないよぉー!」
「ハハハ…すいません、これ言ってみたかったんですよ♪」
こういう所は子供みたいなんだから!まぁ、かわいいけど……
「どうしたんですか?急に下向いて?」
「な、何でもない!」
「そうですか?それならいいですけど。それより何に悩んでいるんですか?」
「あ!そうだった!実はぁ、修行してくれる人がいないのよぉ…」
「なるほどぉ、つまりボッチだと…」
「ぼっち?……それよりどうしよう?どうしたらいいかな?」
こんなこと聞いても意味ないと思うけど……はぁ、一人で修行かぁ…寂しいな
「じゃあ、俺と修行します?」
「そうよね、やっぱりどうしようもって、いいの!?」
えぇ!?マジで!こんな獣人なのにッ!……なんて優しい人…女神みたいだわ……男だけど
「うん、別にいいよ、俺もミーネさんの能力を見て、参考にさせてもらうよ」
「ありがとう!アタシの能力で良ければ、ドンドン参考にしてッ!」
「あぁ、うん、ありがとう……それで、どこで修行する?」
「そうですねぇ、裏庭でいいんじゃないです?」
あの裏庭大体人いないし…丁度いいよね!これでやっとセーヤの能力を知れる!
「あぁ、あそこか、確かに人はいないけど、壊れない建物?」
「いや、さすがに能力を使っても壊れないでしょ!一応王宮ですからね!」
「そ、そうだよなぁ!それなら安心だ!さぁ、行こう!」
「そうですね!」
あぁ、これからセーヤと"二人っきり"で修行だぁ……そういえば、セーヤの能力ってなんだろ?聞いてみようかな?う~ん、よし!聞こう!
「そういえば、セーヤの能力ってなに?」
「う~ん、言ってもいいけど秘密にしてくれよ」
え?そんなにヤバいの!どうしよう……でも気になる!
「は、はい!絶対に秘密にします!」
「そうか、なら教えるか。俺の能力は無属性だ」
「え?無属性?それだけ?」
え?無属性ってつかえなくない!そんなに秘密にする必要あった!?
「まぁ、俺の無属性はちょっと特殊だからな」
「特殊?どういう風に?」
「修行してたら分かるだろ……ほら着いたぞ」
「え?あッ!はい!」
本当に強いのか疑わしくなってきた…
まぁ、実際に見てみよぉ!
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