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無属性の天下統一  作者:
修行編
49/130

俺1人!

 アイラちゃんに治療して貰ってから2日。傷も完治し、暇をもて余していた


「あぁ暇だなぁ、というかまだ修行しないのかよ」


 そう、王宮に来てから一週間がたったがまだ修行を行っていない


「俺はもっと強くなりたい……きっと俺の能力や加護は、上級魔族を軽く倒せる程の力があると思う。だが、使用者の俺が未熟だったせいで、ギリギリの戦いだった……だから自分自身を鍛えないとこの世界では生きていけない」


 別に誰かを守る力や復讐をする力何ていらない、まだいらない。

 今俺に必要なのは、生きるための力だ

 生きるために俺は修行しなきゃいけない……めんどいけど…


 コンコン!


「エルザですけど、入っても良いですか?」


 今日も来ましたか。王宮に来てから毎日俺の部屋に訪れてくれる

 エルザさんも大変なのに毎日会いに来てくれるとは…それだけ俺にぞっこんなのか?……イヤイヤ、それはないだろ!

 そんなことより早く返事をしなくては!


「どうぞ!」

「失礼します、お怪我はもう大丈夫ですか?」

「はい、アイラさんのおかげでもう完治しましたよ」

「それは良かったです、シズネに傷が開いたと聞いて心配してたんですよ」

「すいません、エルザさんの忠告を受けたのに無理しちゃって…」

「良いんですよ、治った事ですし♪」

「ありがとうございます。それと聞きたい事があるんですけど」

「はい?何ですか?」

「いえ、修行はいつ始まるのかと」

「え?聞いてません?」


 何を?


「はい?、聞いてませんよ」

「はぁ、セイヤさんは個人で修行する事になってます」

 

 え?個人?なんで?人が足りないの?


「何故ですか?」

「理由はですね、セイヤさんを鍛える程の実力をもった者がいなかったからです」

「え?マジですか!?」

「はい、マジです♪」


 あら可愛い!じゃなくて、ここに俺より強い人がいないってこと?

 嘘~嘘に決まってるよ!


「ほ、本当に?」

「しつこい男性は嫌われますよ?」

「あ、すいません、しつこかったですね…」

「いえ、良いんですよ♪」

「ありがとうございます、それで俺は何をすればいいんでしょう?」

「とりあえず基礎練習してはいかがですか?」

「そうですね…そうしましょうか」


 どんな武器でも扱える用にしとこう!

 それと俺は外出しいいのか?


「話は変わりますが、俺は外出していいんてすか?」

「外出はダメですね、何かあったら困りますから」

「なるほど…分かりました……」


 何か裏がありそうな言い方だな……

 まぁ、何度かバレない用に出ようと思うけど、掘り出し物を探しに行きたいし……


「まぁ、もうこんな時間!それでは私はここで、修行頑張ってください!」

「はい!エルザさんも頑張ってください!」

総合評価よろしくお願いします!!

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