俺1人!
アイラちゃんに治療して貰ってから2日。傷も完治し、暇をもて余していた
「あぁ暇だなぁ、というかまだ修行しないのかよ」
そう、王宮に来てから一週間がたったがまだ修行を行っていない
「俺はもっと強くなりたい……きっと俺の能力や加護は、上級魔族を軽く倒せる程の力があると思う。だが、使用者の俺が未熟だったせいで、ギリギリの戦いだった……だから自分自身を鍛えないとこの世界では生きていけない」
別に誰かを守る力や復讐をする力何ていらない、まだいらない。
今俺に必要なのは、生きるための力だ
生きるために俺は修行しなきゃいけない……めんどいけど…
コンコン!
「エルザですけど、入っても良いですか?」
今日も来ましたか。王宮に来てから毎日俺の部屋に訪れてくれる
エルザさんも大変なのに毎日会いに来てくれるとは…それだけ俺にぞっこんなのか?……イヤイヤ、それはないだろ!
そんなことより早く返事をしなくては!
「どうぞ!」
「失礼します、お怪我はもう大丈夫ですか?」
「はい、アイラさんのおかげでもう完治しましたよ」
「それは良かったです、シズネに傷が開いたと聞いて心配してたんですよ」
「すいません、エルザさんの忠告を受けたのに無理しちゃって…」
「良いんですよ、治った事ですし♪」
「ありがとうございます。それと聞きたい事があるんですけど」
「はい?何ですか?」
「いえ、修行はいつ始まるのかと」
「え?聞いてません?」
何を?
「はい?、聞いてませんよ」
「はぁ、セイヤさんは個人で修行する事になってます」
え?個人?なんで?人が足りないの?
「何故ですか?」
「理由はですね、セイヤさんを鍛える程の実力をもった者がいなかったからです」
「え?マジですか!?」
「はい、マジです♪」
あら可愛い!じゃなくて、ここに俺より強い人がいないってこと?
嘘~嘘に決まってるよ!
「ほ、本当に?」
「しつこい男性は嫌われますよ?」
「あ、すいません、しつこかったですね…」
「いえ、良いんですよ♪」
「ありがとうございます、それで俺は何をすればいいんでしょう?」
「とりあえず基礎練習してはいかがですか?」
「そうですね…そうしましょうか」
どんな武器でも扱える用にしとこう!
それと俺は外出しいいのか?
「話は変わりますが、俺は外出していいんてすか?」
「外出はダメですね、何かあったら困りますから」
「なるほど…分かりました……」
何か裏がありそうな言い方だな……
まぁ、何度かバレない用に出ようと思うけど、掘り出し物を探しに行きたいし……
「まぁ、もうこんな時間!それでは私はここで、修行頑張ってください!」
「はい!エルザさんも頑張ってください!」
総合評価よろしくお願いします!!




