俺魔族無双
「それじゃあちゃちゃっと終わらせますか!」
「来いひ弱な人間」
上級魔族さん、人を見た目で判断するのは良くないと思いますよ。
にしても、上級魔族ってみんな背中に羽、額に角が絶対なのか?
まぁ、これからも戦っていくし、その時に調べよう!
それはいいとして、まずは下級魔族を相手にしますか
と、言っても瞬殺するんだけど
「久しぶりのお披露目コンボ、"影触手:シャドウアロー"」
『グゲャァァァ!』
やっぱり、うじゃうじゃ出る触手の先を弓にしたら一斉攻撃出来るから楽だよな~
無双じゃなくて、これじゃあ一掃だよな……
さぁ!後はメインディッシュだけだ!
「情けない部下だ、くだらん攻撃にやられおって…」
「お前もこれから、そのくだらない攻撃に殺られるんだよ!」
「ふん、精々足掻いてみろ人間」
「そうさせてもらうよ」
まずは、鑑定しないと始まらないな
ゴージュ 上級魔族
武器:双魔の双剣
防具:双魔の鎧
能力:風炎操作
魔法:なし
スキル:肉体強化
上限突破
おぉ!え、えげつね~、まず装備だ。双魔って言うのは、なんかのモンスターか?
しかしあの剣、黒々としたオーラが出ているな。
ん~?例えるとしたら……『魔剣』?かな
どちらにせよ、ヤバそうだ
そしてスキル、風炎操作ってなんだよッ!せめて風か炎のどっちかにしろよッ!
この、チート野郎が!……え?俺もそうだって?…俺はいいんだよ!
「なんだ、かかってこんのか?」
あ!意外過ぎるステータスに、少し考えこんでしまった…
「今から殺るよ…まずは、お手並み拝見"影術式:ウォーターボール"!」
「ふん!…貴様、さっきの黒いモヤモヤといい、水属性能力者か!?」
チッ!苦手属性の攻撃でも弾くのか
「いや、俺は無属性だ。さっきのは魔法だ、どうだった?威力は」
「ふッ、無属性?虚言を言うなよ人間。無属性の攻撃が我々魔族に傷を負わせるほど協力な訳がないだろ、魔王様じゃあるまいし」
「断言するのは良くないと思うぞ。さぁ、次はお前が攻撃してこいよ」
「良かろう、ちゃんと構えておけ。では、行くぞ!"風炎斬"!」
って!飛ぶ斬撃かよ!火の斬撃と風の斬撃がクロスして飛んできやがった!……まぁ、好都合だ
「何せこっちには、"影術式:反射障壁"!…これぞ、バイバイダメージ!」
ガギンッ!
「ッ!我の技が返されただとッ!くッ!あれを止めねば!"風炎2連斬"!」
「チョイと実験タ~イム!反射した風炎斬に影表裏一体で反射障壁を被えば、"何でもバイバイ反射斬撃"の出来上がり!」
ガギンッ!ガギンッ!
「ッ!バカなッ!斬撃が斬撃を打ち返すだとッ!」
「威力は、なんと!風炎斬6発分だ!これを耐えてみろ!魔族!」
ドガガアーン!
「グッ!ただの人間ごときに、この姿を見せるとは」
おぉ!変形変形!まさに第2形態だな!
「さぁ、第2ラウンドを始めよう!」
総合評価よろしくお願いします!




