俺護衛依頼
馬車が出発して1時間が経過
「あの?この馬車はどこに向かっているんですか?」
「え?セイヤ君知らないの?…なら教えてあげるよ!アヤちゃんが!」
「やっぱり私ですか、セイヤさん今向かっている場所はエンチャンという王都の次に大きな町です」
「なるほど……行き先は分かりましたけどどうしてそこに行くのか教えてもらえませんか?」
「エンチャンの領主が開催するパーティーに参加するためですね。そして私達がその道中の護衛とパーティー会場での護衛です」
「ありがとうございました、アヤさん」
「いえ構いませんよ」
「依頼内容ぐらい知ってろよ新人!」
「すいません、ギルドに聞きそびれてしまって…」
「ちっ!ペコペコ謝りやがって!それでもおとこか!」
はぁうるさいなこいつ……そういえばこいつの名前というかアイアンソールのやつら全員の名前聞いてないから聞くか!……めんどくさいからアイアンA.B.Cでいいや!
「まぁまぁアイアンソールさん達もその辺にしてお茶でも飲みましょうよ♪」
「はい、ありがとうございます」
「あ!すいませんね!」
「お!わりぃな」
アイアンソールABCは依頼主にもあの態度かよ
まぁ冒険者はこんなもんか
ガンッ!
「姫様!大変です!オウガが、オウガが馬車を囲みました!」
姫様?
「なッ!大丈夫なんですか!?」
「数が数ですから皆全力でやれば大丈夫だと思います」
「冒険者の皆さんよろしくお願いします」
「まかせてくださいな!」
「おぉ!任せろ!」
「はい、任せてください!」
さてAランク冒険者の実力を見せてもらいましょうか
「では妖精の尻尾の皆さんは右側面を!アイアンソールの皆さんは左側面を!セイヤさんは後方をお願いします!」
「セイヤ君一人で大丈夫!?」
「大丈夫です!後方は数も少ないので!」
「分かったわ!お互い頑張りましょう!」
「はい!」
さて数は5体か、パパッと倒して皆の実力を見よう
「だから一撃で仕留める!"影寄付トラップ:雷電針"!」
『アガァ!』
「はい終了ー、さて実力を見せてもらいましょうか」
影分離で目と耳を妖精の尻尾の方へとばした
『アヤちゃんユンちゃん!弓と精霊魔法で援護よろしく!』
『分かりました』
『分かった、風の精霊ウィングよ我に力を貸したまえウィンドカッター』
『うぼぁ!』
なるほど妖精の尻尾はミュウさんが前衛でアヤさんとユンさんが弓と精霊魔法で後衛から援護か
なかなかバランスが片寄っているな、そのぶんミュウさんがかなり強いな
まぁこっちはもういいや!次はアイアンソールを見ますか!
『俺が押さえているから今のうちに多々ッ切れ!』
『うりゃぁ!』
『ギヤァ!』
『よし!この調子だ!』
アイアンソールはABCとも全員が重装備でBが大楯で相手を止めている隙にACが剣で切りつけるという作戦だった
二組とも強いがまだ俺の方が強いな(主人公は今現在全ての力を使えばランクS相当の力がある)
戦いも終わったみたいだし皆と合流するか
総合評価お願いします!




