俺殲滅完了
「さてボスキャラと戦います!」
どこにいるかな~
「なんだこのありさまは!我が魔王軍がこうもアッサリとやられおって!魔王様の顔に泥を塗りおって!……一体誰がこのような事をしたのだ!」
お!アイツか、赤鬼みたいな魔族だな
「よっと!どうも~呼んだか!?」
「何者だ!きさまは!」
「俺?俺はねーあの隕石を落とした張本人でーす♪」
「あれを貴様がやっただと!?ならば生かしておけんここで始末する!」
「おぉ、いいね俺もそのつもりだったから丁度良かったよ!」
「我は炎四天王の一人"業炎のローグ"だ!」
「俺は冒険者のセイヤだ」
.
.
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「では行くぞ!"ブースト"!」
早いッ
「ヤバッ!"属性寄付:疾風迅雷"!…あぶな!」
ちょっとかすったじゃないか!
「今度はこっちから!"影術式:特大ウォーターボール"!」
「ふん!…効かんわ!」
なに!……なるべく鑑定は使いたくないんだけどな
鑑定
ローグ 40才 魔族
武器:魔鉄のナックル
防具:魔封じの鎧
能力:炎操作
魔法:なし
スキル:ブースト
なるほど、さっきのはスキルだったのか、それと魔封じの鎧は魔法攻撃を無効化するようだ
「はぁめんどくさい相手だな!だが能力や属性寄付は大丈夫だ"影触手"」
自分の影からにょろにょろと何本も触手が現れた
「んじゃ質より数を、しかも1つ1つに属性寄付をしているからご注意を!」
「ぐッ!なんて数だ!ブースト!」
まぁそりゃ避けるわな!
「ならッ!"シャドウボックス"!触手で相手を覆って箱にっと出来た!これを"シャドウウェポン:シャドウハンマー"!…これでパッカーン!と殺りますか!」
ドンッドンッ
パリン!
「あぁ!まぁ分かってたよ抜け出すってことは」
「貴様いったい何者だ!このような能力は知らんぞ!魔王様のような特別な御方は無属性が強力だがお前は特別な者ではなさそうだ、お前の能力はなんだ!」
「仕方がないなぁ教えてあげるよ!まぁただの無属性だけどな!」
「そんな訳はない!初級能力の無属性がそのように強力な訳がない!」
「あぁ!うるさいな!もう終わらしてやるよ!"属性寄付:レジェンド"!これで終わりだー!」
「ん!早いッブースッ!」
ブシャー
「こいつの話が矛盾しているから切っちまったな、魔王様魔王様って別に魔王だけが無属性の使い手じゃねーよ!」
はぁバレないうちに帰るか!
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