表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/24

17話

遅くなってしまってごめんなさいm(。>__<。)m

そして短いです。

車に乗りました。運転席にはお兄ちゃん、その隣にパパ、後ろの席に蘭奈、ゆり、ママが並んで座ってます。車が動き出し、しばらくワイワイ喋って、蘭奈が作ってくれたお弁当を食べました。まだ目的地には付いてないんだけど、とっても楽しい!


「んで? 何で別れたわけ?」

「殺られたいですか」

「運転中の俺をやったら全員死ぬぞ」

「チッ」


お兄ちゃんは何で空気が読めないのかなー。


「別に、振られただけだよ」

「妃結梨、無理に話さなくてもいいのよ」

「無理してないよ。気にしてないって言ってるでしょ? ゆりには蘭奈がいるんだもん」


「ふーん」とただ相槌を打つだけのお兄ちゃんでしたが、懲りずにまた聞いてきました。


「何で? もしかしてお前、浮気でもしたのか」

「しないよそんなこと」

「…………」


あーもうほら、そろそろ蘭奈が限界だよ。手が痛いぃ〜。


「お兄ちゃん大嫌い」

「急になんだってんだ!」

「蘭奈をいじめすぎ!」

「いついじめた!?」

「もうゆり寝る」


プッツンされても困るからね!

お兄ちゃんなんて嫌いだもんっ。


「それで蘭奈とくっついたってか?」

「ふえ!!?」

「あらぁ〜ママあえて触れないでおこうと思ったのに〜」


へっ!? あれ!!?


「蘭奈?」


いつの間にか話したりしたのかなって思ったけどそうじゃないみたい。じゃあ、なんで?


「いいんじゃない? 別に。遠慮しなくていいってことでしょ?」


違うと思う! いくらなんでも家族の前ではあれだと思うっ!


「蘭奈ちゃんならパパも安心だな」

「そうなの!!?」

「昔から一緒だったものね〜」


こんなにあっさり認められるものなの? 意外すぎてポカーンとするしかないのです。対して蘭奈は。


「妃結梨、キスしましょうか」


見るからにご機嫌です。さっきみたいに怒るよかいいけど、これはこれで……。だって、みんなの前じゃ恥ずかしいもん! お兄ちゃんとパパからは見えないけどさ!


「ほらほら〜ママたちのことは気にしないで♪」

「気にするよ!?」

「じゃあ、昼間眠くならないように今は寝ましょう」

「うん」


それなら問題ない! と思ったけど、蘭奈は膝枕する気満々なのですよ。別に付き合う前もしてもらうことはあったんだけどさ。改めてここでするって考えるとやっぱり恥ずかしいよ。


「さ、おいで」


膝枕!? うぅ、いつもやってるけど改めて考えると恥ずかしい……。とはいえたくさん食べた後で眠いのも確かです。ゆりが安心して寝れるのは蘭奈の腕の中か膝の上ですよ。


「…………すぅ」



◇ ◇


遊園地に行って、温泉に行ってホテルで泊まって、そして今日はいろんなところで美味しいものを食べて……時々サービスエリアでまた食べ物を食べつつ、帰宅中です。


「えへへ、楽しかったね!」

「本当に、ありがとうございました。私まで」

「いいのいいの! これからもゆりちゃんをよろしくね」

「安心したよ本当に。あの時は心配だったけど」

「なあ、あいつの連絡先知らねえの?」

「黙って」


なんでそんなに蘭奈の機嫌を損ねるようなことしか言えないのかなぁ〜。

そんなにあの人のこと気にいってたの?

まあ、連絡先知らないしどうでもいいんだけどね。全部消しちゃったし。


そして、今日は蘭奈がゆりのお家にお泊まりすることになってます。まだ2時間くらいはかかるけど、楽しみはまだまだこれから♪

明日からの学校もまた頑張れるね! うふふ、またみんなで旅行いきたいなぁ〜っ!



次回からは元彼をしっかり出す予定です。ちょっとだけドロドロ? というか、シリアスな雰囲気あるかもです。出来るだけ早く更新出来るよう努めます! メッセージくださった方、ありがとうございました!m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ