王都道中
先週の事故があったので内容をちょこっと変えてます。まぁ、実際そんなに変わってないと思いますが……
大学の授業が始まりましたが特に鬱が進行することもなく、結構元気になってきました!
これなら今月中にあと一回投稿できるかな? いや、ここはすると宣言しときましょう! いつにするかは未定だけど投稿時間は深夜の0時のつもりです。
今後も応援よろしくお願いします! それと誤字報告等ありがとうございます!それだけでめっさ励みになります!
ではまた投稿した時に!
あれから数か月経って、現在私とメリーは家族と一緒に馬車に乗って王都に向かっている最中である。
ソフィーとは、一週間過ごした後に、王都で合流してどれくらい成長したか比べっこする約束をしている。約束……してるけどお互い会いたくなって週1で遊びに行ったりお泊りしてたりする。そして遊ぶ度に怒られるような事を私達は起こしちゃったりしている。完全に令嬢の二文字は捨てているな……。テーブルマナーや作法は完璧なんだけどな……。
この数か月で私は魔力操作はほぼマスターしていて、魔法を使うときの魔力消費量も大幅に減り、魔法もレベル5はある程度連発出来る程になった。レベル6以降は純粋に制御しきれてない。一応練習してるが、一向に上達の気配が無いのでここがスキル無しの壁なのかと感じてる。諦めるつもりは無いが成長できるか不安なんだよね。
メリーはというと、神聖魔法、弓のレベルは共に3になった。まぁ、神聖魔法は実質回復魔法と光魔法レベル6と変わりないけどね。これ神聖魔法がレベル10になったらただのチートなの普通に凄いな……。
今更そんなこと気にしても意味ないか。
勉強はこの国の文字の読み書きとメリーが過去の勇者達による英雄譚にドハマりした影響で英雄関連の歴史を学んだ。
そういや、お父様達に頼んだ武器も手に入りました! 刀はオリハルコン製で、この世界で一番硬い金属でしかも超軽い! これでも前世の刀には少し…いや、かなり劣るけど十分な代物だ。ちなみに予備も貰った。二刀流がメインなので内心とても喜んでる。
メリーのは使い方の説明もあるということで、王都の方で使い方等を教えて貰う予定だ。
王都ではお父様達の元パーティーメンバーの人達と一緒に冒険者ギルドでランクを決める試験をした後は、5歳のデビュタントまで王都散策の予定だ。
ちなみに一人のパーティーメンバーに私達と同い年の男の子の子供がいると聞いている。スキルも凄いと聞いてるけど、どう凄いのか一切分からない。こればかりは会ってみないと分からないかな。
ん……? 馬車が止まったんだけど? 窓から外の景色を見ても普通に森の中だし、魔物か何かのトラブル?
「フロメリ、馬車が止まりましたがどうしてですか?」
「このあたりは道が微妙に狭いのと対向馬車が多いので渋滞になりやすいのです」
対向車ならぬ対向馬車とか初めて聞いたけど時間かかるのはわっかた。にしても異世界でも渋滞を体験するとはな……前世は町に入る為の関所で並ぶくらいだったかな……。
「よし! ならトランプをしましょう! ラスベガス商会の新商品です!」
「そういえばフローラ様は娯楽に関する商品を作っておられましたね。で、そちらが新作のモノですか?」
リバージを作ってそれを量産化して売れ行きが上がるまでに先週まで掛かった。実際売れ行きは販売し始めるとすぐにうなぎ登りで、時間が掛かったのは量産の方で最初は木製を考えたが、それだと人件費増加や自然破壊もあるので辞めることにし、型を作ってそこに粘土を貼って、窯で焼く。いわゆる土器と同じ作り方である。ちなみに貴族用、平民用に分けることにして、ガラスを使ったやつを貴族用にした。
アビルノ領からすぐに国全体に広がり、販売から半年で第一回リバージ杯が王都で開催されると発表があり、今はリバージ発案者として、当初の予定より一週間早く王都に向かうことになった。思いっきり予定変更に喰らってお父様達バタバタしてたな。
予定では今日の午後には着くらしい。てか、ここまで一週間かかるってさすが辺境の領地。
「使い方はね…………………………って感じかな? 大雑把だけど伝わった?」
「なるほど、少人数からアイディア次第では大人数でも遊べるのはいいですね!」
「コラ! メリーが寝てるの、静かにね?」
道中は特に酔ったりすることもなく、順調だけど、基本見える景色は森ばかりなので、移動中はメリーは退屈なのもあり、現在私の膝を枕にしてスヤスヤと寝息を立てて眠っている。
カメラの性能を持つ魔道具はまだ作れてないけどいつかは……っとそんな先のことは置いといてトランプで遊ぶんだった。
トランプではババ抜きをメリアル達3人とやって、私は1勝、メリアルが5勝、メリアナが4勝という結果になった。二人曰く、顔に出ていると言われ、結構ショックだった。
その後、他の遊びをやっていると森を抜けているのに気づき、窓を見ると目的の王都が見えてきたのであった。
どうでもいい作者の日常内の出来事
レストランで昼食を食べ終えて、帰宅して部屋の鍵を開けて中に入ると野生の雀がいた。
窓は全部閉めてあったしホントにどこから入ってきたねんと頭の中でツッコミながら部屋から雀を追い出す格闘を30分くらいしてた。
その後どこから入ったのかいろいろ部屋を探しましたが侵入経路は迷宮入りとなりました。




