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パブリック・エルフーズ

 シャーチク村を襲撃するブルーフォレスト地方ワイドヒューチャー村のエルフ達!!

 ヤンチャにハシャギまくるエルフ達の間を駆け抜ける、一陣のデブ!!!

 指ぬきグローブを装備し、巨大な腹をぷるんっぷるん揺らしまくる!

 その動きはさながら映像の早回し!!

 出来の悪いCGアニメーションの如くである!!!

 無論、ただ闇雲に走り回っているだけではない!

 エルフとすれ違いざま、その体の一部に触れて回っているのだ!!

 何故そんなことをしているのか!

 一見ただの趣味にも見えるそんな行為にも、当然スキル的な意味があった!!


「ええい、ちょこまかと!」


「なんという素早いデブだっ!!」


「うるせぇ!! デブは基本的に素早いんだよ!!」


 もちろん!

 そんなことはないのである!!!


「ふっふっふ。デブをディスってられるのも今のうちだ、ガリガリエルフ共め! お前らきちんと食ってるのかその体格! さすがにちょっと心配になるわ!」


「よく言われるけど適正体重だわ!」


「種族特性としてほっそりしてるんだよ! 内脂肪率は結構ヤバい感じなんだぞ!!」


「それはそれで怖い! ちゃんと節制しろ!! というわけで喰らうがよかばい! 自宅警備流怠惰空手! やべぇ、オカシ取りに行きたいけど立つのはダルイ。そーんなこと、よくあるよねっ! そういうときは、これっ! 拳!!」


 デブが手を打ち鳴らした、その瞬間!!

 エルフ達の体が突然宙を舞い、近くに積み上げられていた藁束めがけて殺到したのである!


「うわあああああ!?」


「な、何なんだ一体!?」


「ふははははは!! これぞ我がスキルのなせる技!! その名もステキ、疑似磁力付与!!!」


 先に言われちゃったのである!!!

 そう!

 彼のスキルの名は「疑似磁力付与」!!

 手で触れた対象に、磁力に似た特性を付与する能力なのだ!

 この場合、エルフ達と藁束の間には、「ひきつけ合う力」が働いているのである!!


「ちなみに、地面とお前達の間に反発する力を発生させて、空高く打ち出すっていうのも考えたけど、流石に止めておいたわ! 怪我とかしちゃうからね!」


 ニヒルに決めるデブ!

 ちなみに、彼の家業は風車小屋守である!!

 彼はこのスキルを様々に応用!

 高いところに置いてあるねじ回しをとったり!!

 遠くにあるポテトチップスを引き寄せたり!!!

 大いに仕事に生かしているのだ!!

 そんな生活の中で磨かれた技術をフル活用!

 コーラとかをラッパ飲みしつつ創作した「ぼくのかんがえたさいきょうのかくとうすたいる」こそが!!

 自宅警備流怠惰空手なのである!!!

 彼はその思いつき格闘スタイルを実現すべく、自らに厳しいトレーニングを課した!!

 腕立て5回!

 腹筋5回!!

 ランニング10m!

 これを!!

 気が向いたらやる!!!

 その圧倒的怠惰さで全くやる気がなさそうな感じなのにもかかわらず!

 持ち前のスキル使用のセンスで、エルフ達をも凌駕する動きと戦闘能力を発揮する!!

 そう!

 彼こそはモノホンの!!

 職業「自宅警備員」なのである!!!




 次々にエルフを仕留めていく人型ゴーレム!!

 農協で市販されている一般作業用ボディであるはずにもかかわらず!

 その動きは繊細にして大胆!!

 まるで精密戦闘機械のような的確かつ最小限の動きで、エルフをフン縛り!

 柱とかにちょうちょ結びで結わえ付けていくのだ!!!

 そんなゴーレムを応援している、シャーチク村人の女性が一人!!


「よっしゃぁ!! いいぞがんばれ! じゃんじゃかふんじばれ、じゃんじゃか! お前の戦闘力を見せつけてやれ!」


「私は農業支援人工精霊であり、戦闘用人工精霊ではありません。戦闘力を求められるのは、大変に不本意です」


 作業用ゴーレムの操縦席から響いてきた、妙に硬い音声!!

 それは、虫かごっぽいアイテムに納められた人工精霊から発せられた声であった!

 人工精霊とは!!

 ぶっちゃけた話、魔法版の人工知能のことである!!!

 魔法的ななんやかんやを、アレしてコレして作ったモノなのだ!!

 今、ゴーレムに載せられているのは、この女性の持ち物である人工精霊であった!

 シャーチク村で使われている位であるから、無論のこと農業用の人工精霊である、のだが!!!

 勘の良い方ならすでにお気付きであろう!!

 通常の農業支援用だったはずのこの人工精霊は、女性のスキルによって魔改造されているのである!!!

 スキル「思考高速化支援」&「成長補助」!!

 女性は世にも珍しい、二つのスキル持ち!

 それも、育成に特化したタイプだったのである!!!

 スキル「思考高速化支援」は、自分ではなく他者の思考を高速化するという効果を持っていた!

 もう一方の「成長補助」は名前のマンマ!!

 何かが成長するのを助ける力である!

 どちらも強力そうなスキルにみえるのだ、が!!

 実際のところはそうでもなかった!

 何しろこのスキル、使用制限が割かし厳しめなのである!!!

 まず、スキル保有者と対象者は、効果中5m以内にいなければならない!!

 効果は持続型で、徐々に徐々に効果が強くなっていくのだが!

 その間に一度でも効果範囲を出てしまうと、上昇した効果はリセット!!

 初めからやり直しなのである!!

 ちなみに、最大の効果が発揮されるまでの時間は、およそ一週間!

 ラブラブの新婚夫婦でもきつい条件なのだ!!!

 だが!!

 鳥かごに入った持ち運びOKの人工精霊ならば、問題点もマルっと解決!

 現代人で言うところのスマホ感覚で持ち歩くだけであら不思議!!

 人工精霊が元々持ち合わせているゆるい自己学習機能が効果的に発揮!

 農協の本部で使ってるスーパー人工精霊並のハイスペックに超進化を遂げたのだ!!!

 もっとも!!


「何言ってんの! 農業は筋肉! 筋肉は力! 力はパワー!! パワーがあれば村を襲ってくるエルフもボコボコにできるんだよぉ!!!」


「発言意図が不明です」


 なんか女性がめっちゃ叫んでる間にも、ゴーレムはバッタバッタとエルフの人達をなぎ倒していく!!

 ちなみに!

 このゴーレムの主な使用目的は、畑を耕すこと!!

 人型のトラクターみたいな感じのヤツなのである!!!




 戦場と化した戦場に響き渡る、美しい歌声!

 澄み切った旋律と共に奏でられるそれを中心に、エルフ達が輪を描いて踊っている!!

 ただし!

 エルフ達の顔に浮かぶのは、苦悶の表情であった!!


「なんでこんなスローテンポな動きで体が痛くなるんだ・・・!」


「いつももっと激しく動いてるのに、腕がだるい・・・!」


「こしがっ! あと足がやばいっ!」


 そう!

 エルフ達は別に、踊りたくて踊っているわけではない!!

 輪の中心にいる女性の歌声によって、踊らされているのだ!

 スキル「セイレーン」!!!

 音による誘導で、相手に影響を与えるという能力である!!

 一定の音楽を聴くと、反射的に「あ、〇〇しなきゃ」と思ってしまうやつを、超強力にした感じのヤツなのだ!

 たとえば!!

 このスキルを発動させた状態でチャルメラのメロディを口ずさめば、聞いたものはすべからくラーメンが食べたくなってしまう!!

 夕方になると聞こえてくるあの鐘のヤツの歌詞を口ずさめば、「やっべっ、早く帰らないとかーちゃんに怒られる!」みたいな気持ちがよみがえる!

「キュイーン!!」というドリル音を再現すると、思わず口をかばっちゃう!!

 そんな感じで、擬音や音によって相手の気持ちを誘導してしまうのだ!

 ゆえに!!

 ノリのいいソングをリズミカルにシングすれば、相手は思わずダンシングオールナイトしてしまうのである!!!

 ちなみに!!

 今女性が歌っているのは、ド演歌であった!

 エルフ達が踊っているのは、盆踊りなのである!!


「え? 異世界なのに盆踊りなんてやるの?」


 そうお思いの方もいらっしゃるだろう!!

 この辺の地方では!

 伝統的に盆踊りを、やるのである!!!

 太鼓やお囃子、出店に花火!!

 真夏の雰囲気を加速させる、大人気のイベントなのだ!!!

 だからこそ!

 スキル「セイレーン」を駆使して盆踊りソングを歌われてしまえば、勝負はついたも同然!!

 たとえどんな状況であっても、思わず踊りの輪に加わってしまうのだ!

 それも、曲は「ブルーフォレスト地方ワイドヒューチャー村周辺の盆踊りでヘビロテされてる感じのヤツ」であった!!

 まさにピンポイント爆撃!

 子供のころから慣れ親しんだ音楽に、あらがえるものなど存在しないのだ!!!


「やべぇ、焼きそば食べたくなってきた」


「俺、踊り終わったらラムネ飲むんだ」


「わたし、アイス食べたい。バナナ味」


「りんご味のやつ売ってたっけ」


「お前らしっかりしろよ! 祭り会場じゃねぇぞ! あ、たこ焼きのにおいしね? めっちゃ腹減ってきた」


「お好み焼きでは?」


 いい感じにキマって来ているエルフ達!!

 そう!

 スキル「セイレーン」には、軽く正気度を下げる効果もあるのだ!!!

 しかし!

 真に恐るべきは、その使い手の耐久力であろう!!!


「ひゅー! 乗ってきたわぁ! あと5、6時間は歌えるわねっ!!」


 恰幅のいいご近所によくいるタイプのおばちゃん!

 それが、スキル「セイレーン」の使い手なのである!!

 そのマシンガントークと異様に通る声と、ご近所中のあらゆる噂を集めまくる情報収集能力から、付いたあだ名が「日刊セイレーンタイムス」!!!

 趣味は、ご近所の主婦仲間との昼カラオケ!!

 しゃべり始めれば止まらず、目当ての情報が手に入るまで妥協を許さず聞き込みし続け、マイクを握れば何時間でも歌い続ける!

 その圧倒的タフネスの前には、エルフ達も形無しなのだ!!!




 大人達が戦いを繰り広げる中!

 一部の子供達も、黙ってじっとしてはいなかった!!


「すーさんをさらおうなんて、ふてぇやろうだ!!」


「おとなばっかりに、まかせておけるかよ!」


「おのおのがた! しゅつじんでござる!」


 無論!!

 大人達の許可を得ての行動ではない!

 誰にもナイショで!!

 お出かけなのである!!!


「いたぞ! えるふだっ!!」


「えるふをかるものたちの、ごとうじょうだぁー!」


「おいやめろ! それはまじでやばいやつだからっ!!」


 そんなこんなでエルフ達と接敵した子供達!

 先手必勝!!

 相手が「なんだこの子供達」と思っている間に先制攻撃を仕掛ける!!!


「いくぞっ! スーさんのおとうさんのくつしたじばくこうげ おえぇえええええええええ!!!」


 シャーチク村最強兵器を持ち出し、いきなり自爆する少年!!

 しかし!

 この行動にはもちろん、意味があるのだ!!


「なんだ? いきなり靴下の匂いを嗅いでたおれt ぐぎゃぁあああああああああ!!!」


「おい、どうしt ひぎぃいいいいいい!?」


 次々に悶絶して倒れていくエルフ達!!

 そう!

 くつした自爆は、ただの自爆にあらず!!

 れっきとした攻撃だったのである!

 スキル「魂の共鳴」!!!

 自分の状態を、効果範囲内にいる任意の対象に伝播させることができる!!

 美味しいものを食べれば、美味しい味を共有することが可能!

 楽しい気分や、体の動きなど!!

 伝播させるものはスキル使用者が自ら選ぶことができるという優れもの!

 今やって見せたのは、「臭いの伝播」!!

 少年は自らくつした自爆することで、周りのエルフ達を巻き込んだのだ!

 まさに文字通りの自爆攻撃なのである!!!


「こんどは、ぼくのばんだっ! いやぁー!!」


 少女が「そのへんでひろったいいかんじのぼう」を振り回す!!

 刹那!

 地面が隆起し、土くれが縄や鞭の如くしなやかにうごめき始める!!

 ひも状となったそれは、まるで意志を持つ者のようにエルフ達に襲い掛かった!!!


「なんじゃこりゃあぁ!?」


「巻きついてくるぞ、これっ!!」


 スキル「大地の造形」!!

 土属性のものを任意の形に変化させることができるという、創作系スキルである!!!

 通常、このスキルで出来るのは、畑を耕したり!

 皿を作ったり!!

 土偶を作ったりする程度!!!

 自ら稼働するようなアイテムは、作り出すことができない!!

 しかし!

 この少女は、そのスキルを連続使用!!

 変化させ続けることにより、自在に動かすことに成功したのである!!!

 なぜ、そんなことを思いついたのかと言えば!!


「みたか! これが、みらいのキメモンれふぇりーのすきるだ!!」


 キメモンバトルのレフェリーになるためなのである!!!

 何かの魔法やスキルによってキメモンを再現することは、レフェリーにとって絶対条件ではない!

 だが!!

 やっぱり現物があったほうが盛り上がることは間違いないのだ!!!


「よし、うごきがとまったぞ!」


「しゅうかくじゃぁああああぁい!!」


「ぶちのめせー!」


 動けなくなったエルフ達に、残る子供達が襲い掛かる!!!

 ド辺境の農村は、割とマジマジに命の危険が飛び交う危険地帯!!

 当然!

 子供達もかなりスパルタンな育ち方をしているのだ!!!




 その後もなんやかんやあって!!

 シャーチク村の面々は、無事エルフ達をフン縛ることに成功したのである!!!


「くそっ! どうなってるんだ、お前ら普通の農民のはずだろ!」


「見りゃ分かるだろうがどこにでもいる普通の農民だわ」


「そんな上腕二頭筋した農民がいてたまるかっ! くそ! だが、まだだ! まだ俺達の村で最強の戦士である、長老が残っているはずだ!」


「え、わしも捕まっとるよ」


「うそ!? あ、マジだ。真後ろにいたから気が付かなかった」


「うん、あのぉー、わりとね。早い段階で捕まったんじゃよね」


「長老を狙って、すげぇ勢いで禿げた爺さんとか腕っぷしの強そうな狩人とかが突っ込んできたんだよ」


「誰が禿げた爺さんだボケ。現役村長だぞ。まだ若いっつーの」


「どうも、ストフレッドの父です」


「頭から叩いたってことかよ。なんて用意周到な」


「いや、普通に歩いてたらたまたまかち合って」


「こういうことってあるんじゃね」


「落ち着いてる場合ですか長老! このままでいいんですか!?」


「良いも悪いも。こうなってしまっては、これ以上どうこうできまい」


 堂々とした長老の落ち着きっぷり!

 伊達に年は取っていないのだ!!

 これなら、話が通じるような気がする!

 シャーチク村の村長は、早速誤解を解こうと説明を始めようと、するのだが!!

 長老の口から、爆弾発言が飛び出すのである!!!


「あとは、既に打ってある手が熟すのを待つのみじゃな」


「既に打ってある手? どういうことだよ」


「ふむ。わしはこの村に攻撃を仕掛ける前、ある魔法陣が描かれた紙を破り捨てておるのじゃ。それは、一種の合図のようなモノになっておるのじゃよ」


「合図?」


「あるものの封印を解き、その近くに呼び寄せるための合図、といったところじゃな。まあ、魔術的な儀式なわけじゃな」


「なっ!?」


「そんなアブなそうなもんを・・・!」


 戦慄するシャーチクむらの住民達!!

 だが、エルフ達は既に知っていたらしく、どことなくドヤ顔を決めている!!!


「じゃあ、その封印されてたもの、ってのが、シャーチク村に向かってくるってことかよ!」


「しかも、既に合図が出されてるだって!?」


「その通りじゃ。わしが捕まって暢気に構えておるのも、それが理由なのじゃよ。切り札は、三十五分以上前に発射されておるのじゃ」


「なんだ三十五分って。半端だな」


「いいから。そういうネタだから。あとで誰かに教えてもらえ」


「ていうか、一体何を発射したっていうんだ!!」


「攻撃魔法じゃ。攻撃魔法を封じ込める強力な魔法陣を用意し、その中に何百、何千という攻撃魔法を打ち込む。それらの魔法は封印されるが、効果がなくなったわけではないのじゃ」


「封印してるのに!?」


「封印の中でとどまり続けるうち、魔法同士が融合、悪魔合体し続ける。そして、圧倒的な破壊力を持った戦略級魔法と化すのじゃ」


「そんなもん人の村にぶち込もうってのか!?」


「何考えてんだこのクソジジィ!!」


「はっはっは! 怯えろ農民共! あの魔法は一撃で村を火の海にするぞ!」


「そうだそうだ! エルフ舐めんな!!」


「うるせぇ!! テメェーらだって農民じゃねぇか!」


「そうだそうだ! リンゴの名産地だろうがよ!」


 調子に乗るエルフ達!!

 シャーチク村の村人達は、焦りのあまりアワアワしまくりなのだ!


「いや、っつーか、お前らもヤバいもん打ち込んだらよぉ!!」


「ふっふっふ。はっはっは!!」


 村人の指摘に、長老は声を上げて笑う!!!


「ホントじゃ、どうしよう。攻撃魔法来たら逃げるつもりじゃったから」


 無策!!

 そもそも捕まる予定ではなかったので、この状況は完全に想定外なのだ!!!


「ふざけんなコノヤロウ!! なんか停止させる方法とかないのかよ!!」


「撃ちっぱなしの弓矢みたいなもんじゃから、そういうのはちょっと」


「じゃあもう、早く逃げるぞ! 村中に伝えろ!!」


「あと一分か二分で来るじゃろうし、まにあわないじゃろうね」


「大概にしとけよクソジジィ!!!」


 シャーチク村に迫る、なんかよくわからんけど強力そうな攻撃魔法のカタマリ!!!

 逃げる時間もほとんどなさそうな状況!!

 さっきまで余裕ブッコいてたエルフ達も、ガチでテンパり始めていた!

 マジでシャレにならなさそうなこのピンチ!!

 シャーチク村は、一体どうなってしまうのであろうか!

 続きは次回!!

 最終回を、乞うご期待なのである!!!

というわけで、次回最終回です

なんか、変形性頚椎症とかのになりまして

だましだまし書いてるんですが、十一月中ちょっと悪くなってて、色々更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした

まだ痛いんですが、まぁ、何とかしますです、はい


次でこのお話は終わるんですが、そのあと新しいのを書いてます

ダンジョン物だし、ジャンルはだいぶ違うんですががが


さて、いよいよ次回最終回です

シャーチク村、どうなっちゃうんでしょうね

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― 新着の感想 ―
[一言] 最終回…〣( ºΔº )〣ガーン とても面白かったです。 次回作も楽しみにお待ちしております。
[一言] まさかのエル狩りがネタとして披露されるとは…! 最終回もテンション維持したまま長文期待しておりますが体と相談の上ゆっくり半年後でもよいですよ。
[一言] ・・・・なんでですかね?次回飛んできた攻撃魔法を「ちゃーしゅーめーん」とか言って打ち返してそうな気がするのは・・・。ちなみに打ち返した魔法は今回襲撃してきたエルフの村に直撃するまでがワンセッ…
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