時計仕掛けの坊さん
凍り付く村人達!
言葉を失い立ち尽くす神父!!
大半のものが一体何が起きたのか理解できない中!
ヴィッフェンドルフはもう一度吠えた!!
「美幼女になるという、私の夢が!!!」
「昔から言っていたな」
「そうだ。私は昔から幼女が好きだ。もちろんラブではなくライクのほうでな。ふわふわしていてきゃっきゃうふふしたあの独特の空気を作り出すことのできる存在のすばらしさに魅了されている」
なにいってんだコイツ。
と村人達は思っていた、が!!
口には一切出さなかった!
ヴィッフェンドルフの顔面の圧が、物凄かったからである!!
「ただ存在しているだけで周囲を和ませ、この殺伐とした浮世を素晴らしいものに作り替えてしまう。憧れはいつしか羨望となり、私はあのようになりたいと焦がれるようになった」
「昔から言っているんだけどな。途中までは、まぁ分からんでもないんだが。なんでなりたいと思っちゃったんだろうな」
「無敵の騎士や、強大な力を持つ魔法使いに憧れるのは誰しも通る道だろう。それと全く同じ。世界を遍く照らし、すべてに救済を与える存在である美幼女になりたいという願望を持つことは、全くもって当然。当たり前のことなのだ」
あるいは!
広い世の中、この言葉に賛同を示すものもいるかもしれない!!
しかし!
残念ながら村人達の大半にとって、理解不能だったのである!!!
「だが、悲しいかな。人の夢とは、例えどのような努力をしたところで、すべてが叶うわけではない。私がどのようなことをしたところで、美幼女になることは不可能なのだ」
「見た目だけなら何とかなるだろ」
スキルとか魔法とかが存在しちゃうこんな世の中である!!
見た目を変えたり体を作り変えたりする方法は、割とたくさん存在するのだ!
しかし!!
ヴィッフェンドルフはそれでは満足しないようであった!!!
「見た目を取り繕うだけで美幼女たり得るものか。美幼女とは見た目だけがそうであれば良いというものではないのだ。まあ、こんなことを言っているが、私とて未だ美幼女とはなにかは見つけることが出来てはいない。求道の半ばでしかないのだ」
「よく知らんけども」
「お前には常々語ってきたな。美幼女の素晴らしさについて。そう。思えばあの頃から美幼女を追い求める求道者であったのだ」
「確かに四六時中、美幼女美幼女言ってたな」
冒険者時代のことである!!
修行として冒険者をしていたヴィッフェンドルフは、村長と同じパーティに所属していた!
そんなヴィッフェンドルフは、当時から熱烈な美幼女崇拝者だったのである!!
当然!
崇高な教えを広めようと、熱心に勧誘をしていた!!
当人はよいことをしているつもりだったのだろう、が!
四六時中、美幼女美幼女聞かされる方は、たまったものではないのである!!!
朝起きても!
魔獣やら魔物やらと戦っていても!!
ギルドで素材などを換金しているときも!
今後の予定について話し合っているときも!!
酒を飲みながら飯を食っているときも!
風呂に入って疲れをいやしているときも!!
当然、ベッドに入っているときも!!!
まさに四六時中!
片時も休むことなく!!
やれ「美幼女が草原でお花を摘もうとして転んで、そのことにびっくりしているけどすぐに笑顔になる様は王都神殿と等価」とか!
やれ「美幼女がお水で遊んでいてお顔を両手でぐしぐししているとき、多くの聖職者はこの世界が生まれた意味について深く理解する足掛かりを得るのだ」とか!!
やれ「美幼女のおみ足の、足首のところのぷにぷに感を思うだけで、一週間は断食できる」とか!!!
そんな感じのことを無限にアルカイックスマイルで語り聞かせてくるのである!!
パーティのリーダーなどは、よく「お前大概にせぇよ!!!」などと叫びつつ拳で黙らせていたものであった!!!
「私があのパーティを離れたのは、お前が追放されたすぐ後だった。自らが美幼女になることが不可能なのだと悟った私は、すべてに対してやる気を失ってしまったのだ」
「そのまま失ってればよかったのにな」
「生きる気力すら失い、ただただ教会で祈り続けるだけの日々を送っていた時、天啓が下ったのだ。近くの庭園で追いかけっこをして遊んでいた美幼女が、こう口にした。助けて、と」
「すさまじく嫌な予感がするが」
「無論、その言葉は遊びの中で発せられた、何気ない言葉だ。だが、そこからある事実に私は気が付いた。真に助けを必要とする美幼女が、今もこの世界のどこかに必ずいるのだということに。ならば、こんなことをしている場合ではないではないか」
「嫌な予感当たったわ」
「そして、私は異端審問官になった」
ちなみに!
異端審問官は超絶エリート職であり!!
身体能力、魔力、スキル、信仰心、それらすべてが優れていると認められなければなることができない、特別なものであった!!!
四桁近い希望者がいる中で、正式に異端審問官になることができるのは、年間十人前後!!
いかに狭き門であるかが、お分かりいただけるだろう!
「異端審問官になった私は、教会にお参りに来ていた美幼女に、こう尋ねられた」
しんぷさまは、びーむでるの? でたらかっこいいのに!
「そして、私はビームが撃てるようになった」
丸一日かけて習得したのである!!!
「また別の日、同じくお参りに来ていた美幼女に、こう尋ねられた」
しんぷさま、おそらとべる? とべたらいいのに。
「そして、私は空が飛べるようになった」
お手手を握られて質問されたので、その場で飛べるようになったのである!!!
「また別の日、慰問先の孤児院で美幼女に、こう尋ねられた」
ひとや、つちから、どくをなくせますか?
この、数か月前のことである!!!
とある貴族が、自領地の一部に毒を撒いた!
王都からの助成金を得るため、毒害を偽装しようとしたのだ!!
これにより、多くの領民に被害が及ぶ!
美幼女の両親は命こそ取り留めたものの、自由の利かぬ体となってしまっていた!!
ゆえに彼女は、孤児院で生活していたのである!!!
恐ろしいことに!
この外道にも劣る行為に及んだ貴族は、国王から少々叱責をされたのみで特にお咎めなしとされていた!!
貴族にとって領地領民とは持ち物であり、「極端に」国益を損ねる場合でもない限り、どう扱おうと罰せられることはないのだ!!!
「そして、私は体からあらゆる毒素を消し去り、その機能を回復させる“浄化”という魔法を使えるようになった」
復讐ではなく!
自らの両親だけではなく!!
全ての苦しむ人に向けられた美幼女の心!!!
それが、ヴィッフェンドルフに新たな力を与えたのである!!
「更にその後、太陽の光を一点に集め、すべてを焼き払う魔法も使えるようになった」
無論、クソ貴族野郎を地上から抹消するためである!!!
「それ以外にも様々なことがあり、そのたびに私は新たな力を得て行った」
「なんで最後だけ良い話挟んだ?」
「つまり私の力は、すべて美幼女によって与えられた力なのだ。この力を使い、私は美幼女の敵を悉く屠ってきた」
「美幼女の敵って言っちゃったぞ。異端審問官だったんだろお前。異端者を屠れよ」
「異端者とかどうでもいい!!!」
絶叫!!!
魂からの叫び!!!
そう!!
異端者とか!
そういうのは、どうでもいいのである!!!
「私の目的は、美幼女を救うこと! それ以外はどうでもいいのだ!! 別に世界が滅ぼうが構わん!」
「構えよ。幼女も滅びるだろうが」
「自らが美幼女に成れぬならば、せめて美幼女の安寧を守りたい。毎日毎日、それだけを願い、祈りをささげてきた」
第18部「光の坊さん」でヴィッフェンドルフが荘厳な感じで祈っていたのは、美幼女の安寧だったのである!!!
「その、祈りの最中だ。神が。運命を司る神の一柱が、私の前に御光臨あそばされたのだ。そして、こうおっしゃられた。為すべきことを為せ」
「いや、それお前」
「私にその言葉をお授けになるということは、それが示す意味は一つ。美幼女に成れ。つまり。ああ、つまり、そういうことだ。それ以外の、何があるというのか」
全くの言いがかりである!!!
なんかいい感じにヴィッフェンドルフは悦っちゃっている、が!!
運命を司る神の一柱的には、そんな意図は完全に微塵も存在していないのだ!!!
「ゆえに、リヒトよ。教えてくれ。呪術王のスキルを持つ少年が、今どこにいるのか」
ちなみに!
リヒトというのは村長の本名である!!
が!
村長は村長なので、今後も村長ということで押し通らせていただくのである!!!
「いや、それ、お前、なん、っていうか。どうするつもりだ、それを聞いて」
「この私を美少女にしてもらう。然る後、私が習得している若返りの魔法で美幼女へと若返る」
しれっと重要なことを口走るヴィッフェンドルフ!!
そう!
彼は既に、若返りの魔法を習得していたのだ!!
これは王族とかそういうのが絡むメチャクチャシリアスな話になるべき話題なのだが!
幼女のインパクトでさらっと流されてしまうのである!!
「そのあと、ストフレッドをどうするつもりだ」
「別にどうもせん。いや、私の賛同者で弟子の一人が、美幼女に成りたがっている。是非、能力を使って頂きたい」
「いや、お前その、こっちから言うのもなんだが、教会の異端審問官として、いいのか、それで」
「異端審問とかどうでもいい!!! 美幼女は世界なのだ! そして私は美幼女に成る!! そのことの前に教会とか異端審問とかなんぞ些事なのだ! いや!! むしろ美幼女に憧れるものを美幼女へと転化させることができる存在を害そうとする時点で、害悪といってもいい!!!」
己の信念を決して曲げない!!
信じたものの為であれば、例えどんな大きなものであっても怯まず挑んでいくその胆力!
これこそが“光の”ヴィッフェンドルフが生きながらにして聖人認定を受けた所以であった!!!
汚職や快楽に塗れる聖職者も少なからず存在する中!
ただ純粋に己の信ずるもののために生き!!
金や名誉、様々な快楽にも全く興味を示さず!
ただ直向きに職務を全うし続け!!
多くのか弱き者達に手を差し伸べ続けてきた男の、凄味なのである!!!
「呪術王って、だってお前、色々あってアレしてるだろ」
「スキルなんぞ持つもの次第だろう。使うものが邪悪に使えば邪悪になるし、良いことに使えば素晴らしい結果を生む。最初に持っていたヤツが悪党だったから、持っている奴全員悪党だというのは暴論以外何物でもない」
正論である!!!
「いや、しかしだな。お前みたいなのをスー坊に近づけたくないぞ、こっちとしては。教育に悪そうだし」
正論である!!!
「案内してくれるだけでいい! そうすれば件の少年のことが外に漏れんように私も協力する。姿が変わったとしても、それを誤魔化す方法はいくらでもある。聖人“光の”ヴィッフェンドルフを味方につけて、損をすることはないはずだ」
「んーーー!!」
悩ましいところである!!
しばらく唸っていた村長は、他の村人達に意見を聞こうと首を巡らせた!
が!!
村人達は全員、そっぽを向いていたのである!!!
基本的に彼らは一般村人!!
ヤバそうなことは村長にMARUNAGEなのだ!!!
「あああ、もう。わかった。ただし、案内するだけだぞ。交渉は自分でしてくれ」
「感謝する。だが、その前に一ついいか」
「なんだよ、もう」
「私を信じて、いいのか」
「お前がどういうヤツかはよく知ってる」
なんだかんだといって、村長もド辺境に住む田舎者である!!
人を見る目は割と甘いのだ!
「お前は性癖はヤバい奴だが、嘘は付かんし、性癖がヤバい以外は悪い奴じゃない。性癖はヤバいが」
「誰の性癖がヤバいというのか。美幼女を称え守るのは当然だろう。まぁ、それはいい。私が約束を違えぬという、証を立てる。農業ギルドの契約術式書類があるだろう」
契約術式書類とは!!
なにがしかの契約を交わす場合に使われるものであった!
契約者が内容を守る意思がない場合、書類自体が燃え上がるという代物であった!!
内容順守を強制するような類のものではないのだが、それでも意思確認をするには十分なアイテムである!!!
「あのなぁ。アレも高いんだぞ」
「そうか? 割と安価だった気がするが」
「うちの村の平均収入舐めるなよ。若者がパン屋で二十日間ぐらいみっちりバイトしてやっと買えるぐらいなんだぞ」
ヴィッフェンドルフは偉い神父様なので、金は持っているのだ!!
よって!
金銭感覚は割とブルジョワなのである!!!
「いや、そうか。すまん。では、代金は私が出す」
「別に必要ないと思うんだが」
「こういう事はきっちりせねばならん」
お気づきの方も多いだろう!!
そう!
性癖がヤバいことを除けば!!
ヴィッフェンドルフは案外、いい奴だったのである!!!
「アインシュバッハ流抜拳術 七百二十五式 連牙追葬撃!!!」
ミッシェルのキメモンが、刹那三連の拳を振り抜いた!!
その背景には、技名が筆文字で描き出される!!!
無論!
ミス・キタアカリのスキル「第八自動人形歩兵中隊」によって作り出されたものである!!
「ば、ばかなぁ!! アイス&フレイムが、いっしゅんで!?」
悲鳴のような声を上げるストフレッド!
タップはその横で、棒立ちのまま震えている!!
二人が作ったキメモン「アイス&フレイム」は、重量級の性能であった!
ハズレは多いものの防御面に優れ、一発の威力にこだわった造りである!!
いつぞやのパーフェクト・シャーチクほどの一撃必殺はないものの、その分耐久力が高い造り!
行ってみれば、大艦巨砲主義の産物である!!
しかし!
そんなアイス&フレイムを、ミッシェルのキメモン「白銀の求道者」は!!
一度の攻撃でねじ伏せたのである!!!
「パーフェクト・シャーチクを、さらににつめたのがはくぎんのきゅうどうしゃだからね」
その攻撃力のからくりは、こうである!!
キメモン「白銀の求道者」の実質的な攻撃パーツは、一つだけ!
低ダメージを三回連続で与える
というもののみ!!
通算すれば平均的な攻撃パーツよりやや威力が劣るのだが、しかし!
このパーツはとある運用方法をすると、途端に「化ける」のである!!
次の攻撃の威力を上昇させる
この系統のエンチャントを乗せると、あら不思議!!
低ダメージ+攻撃力上昇分 のダメージを、三回連続で与える
となるのだ!!!
そう!
攻撃力上昇分が、三回!!
三倍の威力となって加えられるのである!!!
むろん!
この戦法は公式が認めたものである!!
強力ではあるのだが、当然弱点もあった!
強力な攻撃パーツによってキメモンを構成せざるを得ず、防御と耐久値に難が出るというところだ!!
下手をしたら、たった二発で倒されてしまうこともある程度にしか、耐久値が上げられないのである!
だが、アイス&フレイムは攻撃の出だしが遅かった!!
相手の攻撃を高耐久力でしのぎつつ、「痛い」ダメージを与えていく構成だったのだ!
ミッシェルはそれを利用して、数ターンかけて火力を上げる「一撃必殺型」で挑んだのである!!
そして!
狙いは見事に当たったのだ!!!
「でも、どうしてこんな、ねらいすましたこうせいを」
「そうだよ。しょうぶのしゅんかんまで、あいてがなにをするかわからないのが、キメモンなのに」
地面に膝をつき、悔しがるストフレッドとタップ!!
そんな二人を、ミッシェルと仲間達は、勝ち誇った顔で見ている!!!
「ふたりのかんがえてることなんて、おみとおしだからね。たいかんきょほうしゅぎ。なら、こっちはろまんほうぷっぱだよ」
敗北!!
完全なる敗北である!!!
しかも、二人の心まで折りに来る念の入れよう!
ロマンの塊を、更なるロマンの塊で叩き潰したのだ!!
もはや、二人に立ち上がる気力はなかった!
ココとハヤトをアベックにしに行く力など、皆無なのである!!!
「勝負あり! ミッチュンとゆかいな仲間たちチームの勝利です!!」
ミス・キタアカリの宣言!!
ストフレッドとタップは、地面に崩れ落ちたのである!!!
「ふっ。じれじれっぷるは、こうしてまもられたのだ」
「きちょうな、なまとうといを、うしなってなるものか」
「あくは、ほろびた」
勝利の余韻に浸るミッシェルとゆかいな仲間たち!
だが!!
この勝利も一時的なものに過ぎない!
何しろシャーチク村はド辺境の農村である!!
いずれはココとハヤトも、ラブラブバカップル化するであろうことは請け合いなのだ!!!
「しょうりとは、こんなにもむなしいものなのか」
ミッシェルが空を見つめ、黄昏ていたその時である!!!
「あ、いたいた。あの崩れ落ちてるので、手に本を持ってる方がストフレッドだ」
「ふむ。あの少年が」
村長とヴィッフェンドルフが、やってきたのだ!!
「あ、おぼうさんだ。こんにちはー」
「こんにちはー」
「今日は。仲よく遊んでいるところ申し訳ないが、そこのストフレッド少年と話をさせてもらえるかな」
「「「はーい」」」
ミッシェルとゆかいな仲間たちは、元気よくお返事をした!!
遊び方とかがちょっと大仰だが、基本的には元気な良い子達なのである!!!
「ほら、スーさん。おぼうさんが、おはなしがあるってさ」
「うう。えーっと、なんですか?」
打ちのめされた心を叱咤して、ストフレッドはゆっくりと立ち上がった!
例え倒れたとしても、再び立ち上がらんとする心!!
人はそれを、勇気と呼ぶのである!!!
「君のスキルのことは、事情があって知っていてね。そのうえで、頼みたいことがある」
「あー、んー」
ストフレッドは、基本的に考えることが苦手なタイプであった!
なんかよくわかんないけど、すごく真面目に頼んでくれてるから、頼まれてあげよう!!
すぐに「いいですよ」と答えよう、として!
ぐっと言葉を飲み込んだ!!
ことは恐らく「呪術王」に関することである!
お坊さんだから悪いことには使わないだろうけど、なんとなく簡単に決めてはダメな気がするのだ!!
ならば、どうすればよいか!
ストフレッドは、真剣に考えた!!
そして、答えを導き出したのである!
「わかりました。でも、じょうけんがあります」
「条件?」
「はい。それは、キメモンバトルでぼくにかつことです!!!」
なんだかんだ言って、ストフレッドは六歳男児なのである!!!
さっきまでやっていた方法で勝敗を付けて解決しよう!
その思考は超短絡的!!
ゲームでそんな大事そうなことを気軽に決めていいのかという気持ちをねじ伏せて、キメモンバトルにすべてを託す!
まさに、主人公の器なのである!!!
「キメモンバトル……」
ヴィッフェンドルフはゆっくりと目をつぶり!!
力強く見開いた!!!
「受けよう」
なんだかよくわからないけど、これは勝負を受ける流れ!!
孤児院とかで子供と遊ぶことも多いヴィッフェンドルフは、割とノリのいい爺さんだったのである!!!
となれば!
当然あの人の出番であった!!
「ちょっと事情は呑み込めませんが。合意と見てよろしいですね!?」
ミス・キタアカリである!!!
こうして、ヴィッフェンドルフの夢の実現がかかった戦いが始まった!
美幼女に成るという、生涯をかけたその夢を、果たしてヴィッフェンドルフはつかみ取ることができるのか!!
運命を決める戦いの幕が、切って落とされたのである!!!
勢いで書いてませんか?
って聞かれました
勢いで書いてますけど・・・?
次回は神様の話です
こんな流れになっちゃいましたからね
そりゃあの神様の話になりますよ




