21-5.【EFO】禁書封印に行くよ~ - サザンクロスチャンネル
「おはようございますカッコキョウベン、サザンクロスのリーダーでーす」
「サザンクロスのロイドだ。始めていこう」
『おはきょー』
『おはキョウ』
『おはようございます(強弁)』
「ってことでやってきましたリョハンナ村~」
「まだ遺跡は出来ていないな」
「そんなクエスト発行2時間で形になってたらビビるわ」
「素材集めが来るだろうとは思っていたし、他所も構えていたはずだから、正直納品だけだったら一瞬で終わるのではないかと思っていた」
「まあ、分かる」
『ボルグ遺跡作るのは確定だったしねー』
『素材予想結構外しちゃったからこちらは採掘しなおし』
「細々したお使いとかNPC会話とかはしてみたけどクエスト起動しなかったんだよねー。結局何がトリガーだったのかね?」
「ああ、アルマジロ先生がつぶやいたーに書き込んでいる。これと言って特別なことはしていないので、おそらくリアル時間とNPC会話の二重トリガーだろうとのことだ」
「リアル時間か。そりゃ狙って取るのは無理だな」
「だな」
『ざんねんー』
『一個くらいワールドクエスト発行したかったなぁ』
「ま、取れなかったもんはしゃーないので、発行されたもんで楽しんでいきまっしょい」
「基本は防衛の方をすることにはなると思うんだが、一通り触ろうと思って、一旦こちらで納品クエストをやっていこうと思う」
『わーい』
『石堀りだよーがんばれー』
「ってことで、採掘行きますか」
「要求数が一番多いのは、グラナイト、花崗岩だな」
「花崗岩ねえ…」
「……まあ、行くか」
「そうね」
『いてらー』
『?』
『そういや二人なの?』
「ああ、生産メンバーは普通に生産系の作成と納品してる。戦闘メンバーはもう防衛の方に行ってるよ。そっちは後で合流予定~」
「先に触ってやり方を掴んでおいてくれと頼んでおいた」
『なるほど、セリスちゃんは向こうなのね』
『戦闘も楽しみ!』
・・・
「というわけでドーラ鉱山で~す。あれ、先生」
「やあ、リーダー君、ロイド君」
「ご無沙汰しています。先生は戦闘の方ではないんですね」
「あー…まだ行ってないのかな?私がやるのは無理だね」
「そうなんだ?」
「ウェーブラッシュ、長時間連戦系だった」
「なるる」
「なんでですぺなるてぃは納品ばっかりだね。あちらはあちらでクリア回数が必要なやつだから、期待してるよ」
「お、期待されちゃった。任せてよ」
「リーダー君」
「はいさ?」
「いや……ありがとう」
「はは。それはセリスにどーぞ」
「そっか。分かった」
・・・
「やっほー、びっくり箱、生産の調子どう?」
「あかん」
「あかんって」
「専用レシピが、成功率アップガン積みして体感5割しか成功せん。なんやこれ」
「まじかよ大丈夫?」
「なんか、特殊条件がありそうな気がすんねん。ちょっと研究する。素材全部崩してええか?」
「どのへんの素材?……ああ、いいよ。全部崩して」
「っしゃ、やったる」
・・・
「納品数多いけど、雰囲気的には3日ってとこだな」
「だな。生産のほうが少し心配だが、特殊条件が発見されれば追いつくだろう。週末に大詰めの何かが来そうな気がするが……」
「それはそれでイベント楽しみよね」
「だな」
「ってことで皆さんお待ちかね~禁書の防衛の方に行きたいと思いまーす」
『いえーい』
『まってた!』
『21ウェーブが超えられません見本見して!』
「はいはい、じゃー行きますか。21ウェーブってかなりウェーブ数多いな。無限ラッシュ?」
「まあ、行けば分かるだろう」
「ぽんすけー、調子ど……う?」
「どうした?」
「あー……えーととりあえずここが防衛会場かな?あのテントだよね?」
『あのテントです』
『なして皆さんへばってらっしゃる?』
「ごめーんリーダー、ちょっちやりすぎちゃった」
「いやぽんすけ。これちょっち?」
「めんご」
「なにをや……ったんだ本当に」
『いやランキングwww』
『1位 サザンクロス 36ウェーブ』
『36ウェーブって何?????』
「1ウェーブ何秒?
「1ウェーブ1分、7の倍数でボス。初級、中級、上級、上級*2、上級*3だったよ」
「馬鹿なの?」
「リーダーたちが来る前に本気出すか~って言って始めたんだけどさ、いやー……やりすぎた自覚はある」
「完全に皆へばっちゃってるのどーすんのよ。ってかその本気はせめて配信しろ」
「あ、忘れてたごめん」
「そこ忘れんの勘弁してくれませんかねえ。うち実は配信ギルドなんですよ」
『ぽんすけあんま配信しないしな』
『セリスちゃんに頼んでおかなかったのが悪い』
「さーせん、録画はしたからあとで渡すわ」
「おうよろしく。で、ええ……みんな既にへばってんのまじ……どうする?」
「とりあえず一戦回りたいんだが、行ける人はいるか?」
「セリス行けるー?」
「…………」
『セリスちゃーん?』
『あれ?』
「…………セリス?」
「え、あ、おつかれ、さまです。すみません何のお話でしたか?」
「俺とロイド入りで一周くらい触りたいんだけど、いける?」
「あ……すみ、ません。今、私やめた方がいい気がします」
「まじ?」
『ま?』
『??????』
『おいぽんすけまじでなにやらさせた』
『セリスちゃんが休戦とかあんの!?!?!?!?』
『ウェブラそんなにきついの!?』
「あの、体力的には全然行けるのですが、ちょっと、考え事が回ってて、反応が遅いと、思います」
「あーそういうやつ。えーとどうする?俺とロイドだけで行く?」
「まあ、一度雰囲気を触るだけなら二人でもいけるか?」
「チャレンジだけならソロでも行けるそうです。あの、すみません……」
「いやそこはいいよ。もう落ちるの?」
「そう……です、ね。今日は、もう落ちます」
「ん、了解、お疲れ」
『おつおつー』
『ちゃんと休んでね!!』
『セリスちゃんの考え事はそれはそれで怖いなw』
「さって、しゃーない、こんな予定じゃなかったけど二人で行くか」
「仕方ない。本格的な攻略はまた次回だな」
「っしゃーいくぜー、禁書の防衛!」
『いてらー』
『がんがれー』




