第一章 おまけ
まずは、こんなにもテーマと内容がクッソ重い物語を読んでいただいて、ありがとうございます。
ようやく第一章が終わりました本作、罪と罰の天秤。
はじめましての方も、以前からお世話になっている方にも、感謝申し上げます。
こんな感じで作者の一布です。深々と頭を下げております。ずずずいっと床に額を擦り付けております。
さて。
一定以上の長さの作品や十万字以上の作品を書いた際、一布は、作品の最後に「おまけ」と称した作品の裏話や人物紹介を載せます。
こう書くと、なんかファン(いるのか?)サービスのように聞こえるかもですが、単なる趣味です。自分の作品を語りたかったり、力不足で作品内では書けなかったことを書きたいだけです。
力不足。
なんか、胸にグッサリ刺さる言葉ですね。
自覚があるだけに、自分で言っても傷付きますね。人に言われたら、もっと傷付くんでしょうね(涙目)
と、まあ。こんな感じで自己紹介っぽいことをしつつ。
これまでであれば、上記のように、おまけで人物紹介や作品の裏話などをするところですが。
この作品、まだ完結していないんですよね。
んで、人物設定の中には、今後のネタバレになりそうなこともあったりなかったりなんですよね。
そんなわけで今回のおまけでは、今後に関係ない登場人物のお話などを少し書き殴ろうと思います。ええ、殴り書きです。下書きもクソもありません。誤字脱字があったら、生温かく微笑んで、優しく教えてください。
ではどうぞ。
■佐川 亜紀斗
身長169センチ。体重60キロ。短髪の髪の毛をワックスで立てている。天然パーマではないが髪の毛の癖が強いので、セットしないと面白い髪型になる。瞳の色はブラウン。
小柄だが、とにかくひたすら喧嘩慣れしているので、昔から強かった。格闘系の訓練などしなくても強いタイプの典型。
ちなみに、作中にある「陰部摩擦罪」の話は、一布の友人に聞きました。一布自身の経験ではありません。
性欲が強い。その気になれば、一日十回以上射精できる。つまり絶倫。ので、常にムラムラしている。
・・・どうでもいいが、この設定は必要だったのだろうか。
ちなみに動物の雄(人間含む)は、性的欲求が必要なだけ発散されないと、凶暴になります。たぶんこれは、雄という生き物が、本来は他の雄と戦って雌を獲得するという自然の摂理からきているのではないかと。
絶倫の亜紀斗は常にムラムラしているので、常に凶暴でもあります。それでも自分を保てるあたりが、自制心の強さの証明でもあったり。
■笹島 咲花
身長158センチ。体重51キロ。髪の毛は背中くらいまであるストレート。瞳の色は真っ黒。冷たい印象すら抱かせる、鋭い目をした美女。
運動神経や身体能力は幼い頃から高く、小学校の徒競走では常に一番だった。一番最初にゴールに辿り着き、姉に褒められるのが、何より嬉しかった。
こんな感じで、ギャグ要素や亜紀斗のようなしょうもない面が何ひとつない、まったく笑えない人物。
重い物語に少しでも軽い場面を増やすため、彼女に殺される犯罪者に面白い断末魔を上げさせようか検討した。「あべし」とか「ひでぶ」とか。北斗の○みたいな感じの。完全にパクリなので却下した。
十歳までの名前は三島咲花。笹島は、母方の姓。
ちなみに、警察庁長官の弱みを握るためにした借金二千万は、現在も返済中。とはいえ、普段はほとんど金を使わないため、返済ペースは冗談のように早い。あと二年弱で完済できる。
■金井秀人
身長161センチ。体重53キロ。髪型は色々。ドレッド風に編み上げたり、ポニーテールにしたり、普通に下ろしたり。どんな髪型でも、地声で喋らなければ美女にしか見えない。
本来は愛情深く、家族のことが大好きで、動物好きでもある。そんな本来の姿が、猫を保護したことに表れている。飼っている猫の中には、保護した時点で死にかけていた子もいた。
驚異的な知能と運動能力、外部型/内部型双方のクロマチン素養を持った天才。もし悲惨な事件の被害者遺族とならず、あのまま普通に育っていたなら、日本を牽引するほどの人物になっていた可能性がある。その牽引とは、ただ地位を獲得して何ら成果を上げられずに去って行くものではなく、確実に国の状況を好転させる意味で、である。
そんな秀人が国に対して復讐を目論むのだから、当然、国内情勢は悪化の一途を辿っている。
秀人が発生させる事件や、その事件の模倣犯が全国で増加したため、危険な任務を行う警察官の数が足りていない。
ネタバレではなく予告だが。
秀人の心のあり方が、この先、この物語のキーとなる・・・予定。
・・・と、まあ。
主要人物三人を、こんな感じで紹介してみました。
本当は、もっと色々と語りたいのですが、ネタバレに繋がるので我慢します(笑)
ちなみに第一章は、重いテーマの中に少年誌的要素を入れようというのがメタ的課題でした。
それが、咲花と亜紀斗の共闘。
秀人という圧倒的強者を相手に、ライバル同士が手を組むという。
まあ、アレです。悟○とベジー○が、協力してより強い敵と戦う、みたいな。
そんな課題を持った第一章を終えて、第二章は、かなりヒューマンドラマ風味が強くなる予定です。少年誌風味とはかなり縁遠くなります。
そんな、雰囲気がガラッと変りそうな第二章も、引き続きお付合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
※次回更新は11/24を予定しています
次回から第二章になります。
長い物語ですが、これからもお付合いいただけますと幸いですm(_ _)m




