第三章 おまけ
クッソ重てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
・・・と、自分の作品にツッコミを入れつつ。
こんにちは。
作者の一布です。
さて。
ようやく第三章まで完結しました本作、罪と罰の天秤。
お分かりかと思いますが、第三章は、第一章や第二章に比べてボリュームが少なめです。第一章や第二章がA5ランクの霜降り特選和牛だとしたら、第三章は鳥のササミくらいのボリュームです。
が、内容的には、第三章が一番重かったのではないでしょうか。一切れのA5ランクの霜降り特選和牛ではなく、たっぷり1kgくらいある鳥のササミです。筋肉によさそうですね。
こんな感じで、イメージし易いんだかしにくいんだが分らない例えを持ち出しつつ。
本章では新しい登場人物も特にいないので、人物紹介はありません。
ので、ちょっとしたメタネタを。
第一章のおまけでも書きましたが(第二章のおまけでも書いたっけ?)、本作は、ヒューマンドラマと合わせて少年誌的なテーマも入れるのがメタ的テーマでした。
第一章は、ライバル同士が手を組んでより強大な敵と戦う、という少年誌的テーマ。
第二章はそういったものがなく、ヒューマンドラマ中心で。
んで、第三章はというと。
読んでいただいた通りです。
つまり、ライバル同士の本気の戦い。
その戦いに行き着くまでの、二人の葛藤。
周囲の人達の心情。
二人の戦いは、はっきり言って、書くのが一番楽しかったシーンでもあります。
いやもう、筆が進む進む。
海苔の佃煮を用意されたときの白米くらい進む進む。
おかげで、少年誌的テーマについてはお腹いっぱいです(笑
お腹いっぱいなので、最終章である第四章は、再びヒューマンドラマが中心となります。
犯罪者となった咲花がどうなるのか。
咲花という好敵手を助けたい亜紀斗は、どうするのか。
咲花を仲間に引き込みたく、でも失敗し、さらに華の妊娠を知った秀人はどうするのか。
全部第四章で回収するので(そりゃそうだ)、最後までお付合いいただけると嬉しいです。
どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m深々




