戦中の主な航空機④
戦中の主な航空機④
橘花。
戦前からジェットエンジンはある程度形になっていたが、推力と燃費が向上せず改良が続けられていた。
アメリカとの戦争が始まると、試作機が作られるも要求性能には満たなかった。
ソ連の参戦が近づいて来たため、性能を妥協し量産を開始した。
双発ジェット戦闘機。
夢の中の橘花より性能がよく、Me262よりやや劣る性能といった感じと思われる。
30ミリ機銃4挺でB29迎撃に活躍。
震電。
単発ジェット戦闘機。
最高速度と火力は橘花に劣るが、橘花よりも小回りが利く機体。
吸気口に薬莢が入る事を危惧し、30ミリ機銃2挺で妥協し薬莢は機体内に溜める構造とした。
本土防空戦で活躍。
銀河。
一式陸攻の後継機。
誉エンジンが早期に安定生産が叶い、順調に開発が完了した。
陸上攻撃機として活躍した。
桜花の母機として使う予定もあった。
桜花。
第二次マリアナ沖海戦で連合艦隊が敗北していれば使用されていた特攻機。
ケ号爆弾の保険でもあった。
弾頭500kg航続距離120km。
各地に配備が進んでいた。
銀河と地上カタパルトからの発進が可能だった。
第二次マリアナ沖海戦後にケ号爆弾の成功を受けて、赤外線やレーダー派を目標にする誘導装置が完成し、人が乗らなくてもよくなり後に巡航誘導噴進弾となっていった。
海軍の異常な精神性が垣間見える兵器だった。
夢の中でも陸軍はケ号爆弾を開発していたが、海軍はやたらと特攻兵器を作った印象があった。
夢の中の真珠湾攻撃の甲標的も、片道切符といった印象だし。
その他水上機。
夢の中と違って二式水上戦闘機は作られていない。
後は似たような顔ぶれで、ちゃんと晴嵐も作られていた。
お読みいただきありがとうございます。
橘花は、ジェットエンジンの信頼性がMe262より高く、性能はMe262に劣るといった想定です。
震電は、単発でもある程度の性能が出せる形状と重量になりますので、史実の震電と同様エンテ型かなぁと思っております。プロペラじゃないので、前にある主脚は短く着陸はしやすいはず。
当初プロットでは、桜花が使用されて第二次マリアナ沖海戦の制空権を得る形でした。
プロットを肉付けしていくうちに、桜花使わなくてもいけるんじゃ?と思い直し、今の形になりました。
桜花22型が軽量化し、速度がやや増していると想定しております。




