Heart 登場人物紹介 設定 &オマケ
エピソード36の時点での登場人物紹介となります。
はじめの方のエピソードを読まれていない方は、多少のネタバレを含む紹介となりますので、ご了承ください。
後半のオマケは、
シンくんが産まれてから、現在までの簡単な年表を記載しています。
物語を振り返りながら読んでいただけますと幸いです。
Heart 登場人物 設定
松岡 心
物語の主人公。生まれつき人の心の声を聞く能力を持つ。5歳の頃、その心の声に応えるコメント能力があることに気づく。心の声は、ボリューム調整、聞こえる範囲を広くしたり絞ったりも可能。聞こえる声の位置情報を検索することもできる。のちにモノに宿った、心の声を聞く力も身についた。製缶工場に勤めていたが、クビになり現在は便利屋の仕事をしている。23歳の時に両親を事故で亡くす。天川村の天河神社にて、写真を通してではあるが、亡くなった人との会話もできることに気づく。発動条件はまだ不明である。
進藤 聡
シンが20歳の頃、仕事帰りにたまたま聞こえた心の声の発信源の人物。経営していた会社が潰れそうになり自殺を考えていたが、シンの機転で思いとどまる。妻は病気で亡くしており、一人娘のサヤと2人で暮らしている。基本的に楽天家だが、優しい心の持ち主。
進藤 紗弥
シンと幼稚園の時の幼なじみ。長らく疎遠になっていたが、20年ぶりに再会し、家族ぐるみの付き合いをする。シンに好意を寄せている。男まさりの性格。雑貨小物の製造メーカーに、アートデザイナーとして勤めている。
逆瀬川 雪
シンが散歩中、たまたまストーカーに追われているところを発見し、助けたことからサヤと共に交流が始まる。シンやサヤより6つ下だが、機転もきき、賢い。シンの父親シンジと、ユキの母親であるハナの間に産まれた子供であると後に判明。シンとユキは異母兄妹ということになる。
松岡 真司
シンの父。心優しい人間になりますように、という願いを込め、心と名付ける。シンが23歳の時に、妻の陽子と車で出かけていた時に交通事故にあい、亡くなっている。
松岡 陽子
シンの母。
森永 康平
サヤの専門学校の時の後輩。ライブハウスでバイトをしながら、自らもバンドを組んでいるが、メンバーに恵まれず悩んでいる。後にバンドを解散し、1人で音楽を続けようと決意。
逆瀬川 華
ユキの母親。病気が原因で亡くなっている。
竹ばあちゃん(香芝 竹子)
シンがなんでも相談所を始めた時の、はじめてのお客さん。ゴミ出しの依頼を定期で受けている。たまに話し相手になる。香芝 徹の母。サトコの祖母。
梅ばあちゃん
竹ばあちゃんの近所に住んでる住人。飼っている犬、コロンの捜索依頼をシンにする。
香芝 聡子
タケばあちゃんの孫にあたる。天川村生まれの天川村育ち。母親はサトコが学生の頃に離婚し、父親と2人暮らしだったが、父親も写真の撮影中の事故で他界。
香芝 徹
タケばあちゃんの息子。サトコの父親。
木津 栄一
コウヘイのバンドメンバー、ドラム。サヤの元彼。
と、ここまでは登場人物の紹介で。
ここからは、少々複雑なHeartの世界での時系列順の出来事をまとめていきます。何年前とか、何年後とか、そのまた何年後とか、ちょっとややこしいかなと思ったので。
1998年 松岡 真司・陽子の息子、心が誕生。産まれた時から心の声が聞こえていた、らしい。
2003年 シン 5歳。ひばり幼稚園にてサヤと出会い、サヤの心の声に返事することで避けられるようになる。
2016年 シン 18歳。 高校卒業後、製缶工場に就職し、それと同時に両親の住む家を離れ一人暮らしを始める。
2018年 シン 20歳。仕事帰りに会社経営が上手くいかず自殺を考えていた、進藤 聡をなんちゃって神様作戦で救う。この時はサトシがサヤの父親だとは気づいていない。
2021年 シン 23歳。両親が交通事故により他界
2024年 シン 26歳。
10月 仕事帰りに、公園で落ち込んでいたサヤと出会う。21年ぶりの再会となるが、意気投合し食事を共にする。その帰りに、サヤの父親が6年前に、シンが救ったあの会社経営者だったことを知る。
サヤと出会ったその日の晩に、自分の成長アルバムを3年ぶりに開き、それに宿った父親の声を聞く。
その翌日、モノの声を聞く力を試しがてら、小学校の低学年の頃に住んでいた家の付近を歩き、その帰りにストーカーに追われていたユキを救う。ストーカー対策のため、シン、サヤ、サヤの後輩コウヘイと共に、ユキのバイトお迎え隊を結成し、ユキを守る。
12月24日 サトシのアドバイスの元、サヤとの初めての、クリスマスイブデートを実行。しかし、その夜に、ユキがストーカーに刺される。軽傷ではあるが落ち込むサヤ。
12月30日 ユキを、サトシとサヤの住むマンションに引き取り、サトシの仕事を手伝ってもらいながら、サトシから給料を支払うことになる。
12月31日〜新年
サヤと2人で年明けのカウントダウン、初詣をする。年明けにユキの引っ越しをする。
年末年始の休み明けにシンは、8年以上働いた製缶工場を、工場閉鎖のためクビになる。サトシやサヤ、ユキにアドバイスを聞きながら、サトシの家に同居させてもらいながら、便利屋[シンのなんでも相談所]を始める。
2025年2月 便利屋を始めてから2週間くらい。仕事の依頼も全くないシンを説教するサトシ。少しずつ工夫しながら依頼を獲得していくシン。その中、ユキから、シンとユキが異母兄妹である事実を告げられる。カミングアウトのどさくさでユキに甘えられている現場をサヤに見つかり、修羅場に。その後、サトシの協力の元、サヤと仲直りをし、サヤの誕生日をみんなで祝うことに成功する。
3月 便利屋のメイン仕事、ゴミ出しも順調に件数が増えてきて、サヤの後輩コウヘイに手伝ってもらいながら仕事をこなす。
ある日、タケばあちゃんから、奈良県天川村に住んでいるという、息子を探す依頼を受ける。天川村でタケばあちゃんの息子、トオルの娘、サトコに出会う。トオルの死を知るが、天河神社で偶然、亡くなったトオルと会話をする。
シンが天川村に行った、1週間後、サトコがシンの住む練馬に来る。みんなでサトコを歓迎し、ふとした会話からコウヘイがライブハウスで夜のバイトをしてることを知る。コウヘイは現在バンドを組んでいるメンバーの不真面目さに悩むが、シンのアドバイスを受け、1人で音楽を続ける決意を固める。ライブハウスにて、コウヘイの弾き語り演奏を聴き、感銘を受けるシン。




