96/96
24
24
始業のベルらしき音が山に響く。
開けた扉には、生徒たちが誰一人として欠けることなく席についていた。
「……さて、提出物を机の上に出せ」
各々が鬼の首を机の上に出す。血が机から垂れ床をさらに汚す。
(あれ……このせいで教室めっちゃ汚いんじゃ……)
皆がそう思っただろうが、教師は有無を言わさずうんうんと感心した様子で教室を見渡した。
「さすが、私のクラスだ。これくらいのことはこなしてくれるようだ。でわ、これから授業を始める」
「でわ、これらを後ろの人に廻してくれ」
手渡されたのは木で出来た本だ。
「先生、これはなんですか?」
「これは木本と言われるものだ。代々この学校で使われている教科書のようなものだ。紙だとすぐに破けてしまうからこのような形を取っている。まぁ、バカ力で紙を引き裂いてしまうばかがいるから仕方ないんだ」
目を通すと、そこには色々なことが書かれている、剣技、呪詛、呪文、解毒……などなど
「貴様らにはこれらを全て学び良き戦士としてここから送りだす。以上だ……でわ」




