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魔術の原理―聖初書
~あらすじ~
四月一七日の事件から約三ヶ経ち、佐々神達は夏休みを迎えようとしていた。
あの事件は運よく誰にも見られず地下世界から抜け出せたため、知っているものはほとんどいなかった。だが、そのほとんど知らないはずの事件を知る人物がいた。佐々神宗太。佐々神亮平の父親だ。
政府関係の仕事につく宗太は、なぜか事件を知っていた。誰に聞いたのか? 宗太は口を割ろうとはしない。
佐々神の過去。父親との関係。そして、佐々神を狙う刺客。
様々な過去が絡み合う、複雑な事件。それが今紐解かれる――
※本作の物語は特殊な構成になっていおります。「原書」を0巻とし、「聖初書」を+1巻、今後公開する「腐初書」を-1巻とさせていただきます。
+の数字が大きくなるにつれて、未来へ進み、-の数字が大きくなるにつれて過去に遡っていきます。
ですので、ここからは別作品としてお楽しみください。




