《第一部最終回》聖女ローズメイ
邪神が降臨したという。
だが闇が深ければ深いほど光の輝きが増すように、善神もまた対抗するかのように降臨した。
善神の寄り代にして邪神殺し、神殺しの女ローズメイ。
「で……あのとんでもねぇ別嬪は皆に聞こえるような声を発したんだよ!
俺達ケラー子爵家の兵士や、異国の兵士の頭に、それぞれの故郷の言葉でな!」
娯楽の少ないこの時代では、遠くからやってきた旅人の語ってくれる物語や武勇伝は格好の肴になる。
ケラー子爵家の命で徴兵され、おっかなびっくり戦地に赴いた彼は、帰還した今では郷土の英雄扱いだ。今もこうして町の酒場で客に請われて邪神の恐怖と異形の怪物との戦い、暗雲を切り裂いた黄金の女の武勇を意気揚々と語り継いでいる。
「その黄金の女、どんな人だったんですか?」
そこでふと……一歩離れた場所で話を聞いていた若者が、語りを終えた男に酒を一杯奢りながら話しかける。
こんな酒場では似つかわしくない気品ある容姿、身なりのいい格好からして、お貴族様が酔狂にも旅をしているのだろうと当たりをつけるとまた機嫌よく話し始めた。
「目玉が潰れるかと思うぐらいのとんでもねぇ別嬪だったさ」
「髪の色は?」
「黄金だなぁ、朝日を浴びてきらきらしてて、王冠でも被ってるみたいだったさ」
そこまで言って……男は少し舌を滑らせたと自覚したのか、不安そうにあたりを見回した。
このケラー子爵家の領地内でドミウス以外の人間を王のように崇める発言は、いらぬ禍を呼びかねない。
だが若者は気にした様子もなく、ありがとう、と伝えると……待たせていた二人のいるテーブルに移動した。
「お待たせしました、騎士ヴァッサラ、騎士モウラ」
「そんなに畏まらんでいいですよ、デュラン様。あんたは姫様の従兄弟上」
「左様……あなたはすでにダークサント公爵領の三分の二を受け継ぐご当主様の子息。ローズメイ様が残された騎士団が剣を捧ぐ相手なのです」
穏やかそうな顔立ちと小柄な体つき。旅装に身を包んでいても、動作の端々から時折品のよさが滲み出てくる。
心底困ったような表情をする彼は、名をデュラン=セルマックと言った。
彼の父は実務能力は高いけれども、軍事的成功や立身出世などは求めず誠実に物事を勤め上げてきた影の薄い人であった。
ほどほどに勤め上げ、ほどほどに妻を迎えて。
小さな領地を守って暮らせればそれでよしとする人だったが、ある日とんでもない人生の転機が訪れる。
目立たぬが高い能力に目を付けた先代のダークサント公爵によって、彼の息女を妻に迎えることになったのだ。
その夫婦の子がデュランであり……ダークサント公爵家今代の当主、死去したローズメイの従兄弟となる。
デュランの父は腹芸が苦手で善良で誠実、誰からも敵と見做されぬ無害な人であったが……ローズメイはその能力と誠実さを見込んで前線に立つ自分の代わりに、ダークサント公爵家の領地運営を一任した。
あまりの大役にデュランの父は卒倒しかけたものの……両親に先立たれ、当主となったうら若き娘に請われたのだ。彼の妻にとっては親戚にもなる。
善良ゆえに断われるはずがなかった。
そして……あのメディアス男爵の反乱によってローズメイの戦死が伝えられ。彼女の遺書が開封され。デュランの父に『長年の忠勤に報いるため、領地の3分の2をセルマック家に割譲する』と遺されたのだ。
だが。
しばらくして……不可思議な噂が聞こえてくる。
遠く離れたガレリア諸王国連邦にて、圧倒的な武勇を振るい、孤剣にて大勢を切り倒し、数騎で貴族連合を壊滅させ……最後には神をさえ倒した女がいるという。
それだけならば、稀なる女戦士もいるものだと感心できるが――名が、ローズメイだ。
聞き捨てならない。
それがローズメイ=ダークサントであるか、あるいはたまたま同じ名を持った赤の他人であるか。
いずれにせよ、確かめずにはいられない。
デュランはローズメイの顔を――醜女将軍と悪し様に罵られる以前の、たおやかな少女時代を知る数少ない人間として、こうして確認の旅に送り出されたのである。
もしメディアス男爵の軍との戦いで生き延びたというなら、今度こそ彼女にダークサント公爵家の領地を返却するために。
「それにしても……僕の旅にお二人まで来る必要はなかったのですけど」
「なぁに。若君に護衛は必要だろうしよ。……それに、国にいてギスカーの野郎の話を聞くのも嫌でね」
「我ら二人はメディアス男爵との戦いで死んだ8名の仲間の分まで姫様に仕える身。真偽を確かめずにはおれぬのです」
ローズメイに付き従う騎士の中で、もっとも歳若い騎士ヴァッサラ。
燃えるような赤い髪と、長身巨躯の騎士。顔には僅かに幼さを残しているものの、体についた傷は数知れず。
ダークサント公爵家の先代当主に仕えていた、ローズメイ貴下の騎士の中でもっとも年長だった騎士モウラ。
この老練の騎士はローズメイという稀代の猪武者の矛先を、もっとも敵に打撃を与える位置へと導く指揮官の役割を果たしていた。
あの戦いで片腕を失い、隻腕となってしまったが武の切れ味と頭の冴えは未だ欠片も衰えていない。
二人とも、絶望的な状況から生還した勇者だ。
セルマック家も高禄で召抱える準備があったが、どちらも神殺しの女ローズメイの真偽を確かめることこそ全てに優先するのだという。
そうと言われれば、セルマックも拒絶はできない。
二人はローズメイ従姉妹上に従い、8000の敵兵に圧倒的寡兵で挑んで生還した騎士の中の騎士。護衛としてこれほど頼もしい手練はいない。
主君を無駄死にさせた王家に反感を抱いてそのままダークサント公爵家に仕え、この旅に進んで付いてきたのだ。
デュランは頷いた。
父には悪いが、たぶんローズメイ従姉妹上は故郷に戻らない気がする。
ギスカー王子にああも傷つけられた以上、国に帰らずどこかで猛勇を奮って、そこで新しく生きる意味を見出してくれたなら。
だからこれは、従姉妹上を連れ戻す旅ではない。
死した主君の影を追う、二人の騎士のための旅なのだ。
「では、そろそろ参りましょう。目指すはアンダルム男爵領です」
「心得た」
「行きましょう」
願わくば、従姉妹上に仕えた、この忠実な騎士二人の旅が報われますように。
セルマックはそう神に願った。
村はもうずっと前に燃え尽きた後だった。
数日世話になった猟師小屋や、あの日の夜、シディアを連れて向かった村長の家など、軒並み黒ずんだ灰や炭となり、変わり果てた無惨な姿をさらしている。
殺害された屍は野ざらしで白骨としたものばかり。惨と非がこの村には満ちている。
考えれば当然の帰結だ。
貴族連合の表向きの侵略目的は邪神の影響下にあるアンダルム男爵領の領都の浄化、解放だが……本当の目的は膨大な利益が約束された良質な金鉱山の確保。
そのためなら、平和に暮らしていた民衆を殺戮してのける。
どれほど必死になって誰かを救っても、欲望に病んだ国ははるか大勢の民衆をたやすく屠る。
「……くそ」
さしものローズメイも暗然とした気持ちが抑えきれない。溜息は何度も出た。
「大丈夫ですか、ローズメイ様」
「ハリュか。なんだ、おれが気落ちしているように見えるか?」
「はい」
ローズメイは眉間に皺を刻んだ。
部下に動揺や落胆を見せないのは、騎士モウラが自分に教えてくれた心構えの一つ。
そんな自分が部下に内心を気取られるとは。どうやらおれは本当に落胆しているようだ、とローズメイは一人呟いた。
周囲ではローズメイの配下たちが復興作業にいそしんでいる。
土を掘り、屍を丁寧に埋葬する。壊れた木材を一箇所にまとめていく。
ローズメイもこの作業には従事していたが……屍を片付ける中で、時折見知った衣服を着た屍を見た時は愕然とした。
救える命はある。ローズメイはかつてこの村をアンダルム男爵の兵士から守るために奮闘した。
だが、一度救った命は自分の知らぬ場所で奪われた。
彼女の心に強烈な空しさがよぎっていく。
「ローズメイ様。おおよその片付けは終わりました」
「……そうか」
やってきたセルディオに呆然としながらローズメイは答える。
強力の神によって生還した彼だが、今では盲目だった両眼もしっかりと光を映すようになっている。だが、その両眼にうつすのが悲惨な殺戮の現場では嫌にもなるだろう。
ローズメイはゆっくりと進む。今では遺骨を集め、埋葬のための穴を掘り終えている。
その指示をシディアがしている。
「……この背丈は。バハールドおじさん。……こっちの服の柄は、メーレちゃんだった。……親子なの、隣同士のお墓にしてあげて」
「お、おう……」
「なぁ、生贄ちゃん。もうここらで休もう」
「見てられねぇんだ……」
「駄目よ。……ずっと野ざらしだったもの、ちゃんとお墓に埋めてあげないと」
悪相の家来衆たちは気遣いの言葉をかけるが、シディアはそれを拒んだ。
顔色ははっきりと悪い。頬には涙の後があるし、目は泣き腫らして真っ赤だ。
だが故人を悼む気持ちが強すぎて、悲しみで今にも倒れそうな体を義務感で支えていた。
その両眼から、ときどきぽろぽろと涙をこぼしながら……遺体を検分して、墓に刻む名前を一人ひとり指示している。
その姿にさすがにローズメイも目の奥から溢れる涙を堪えるのに苦労した。
……生存者はいない。
今やあたりに散乱する遺体の名前を覚えているのはシディア一人である。
生前を知っている、村の仲間として暮らした人々。
一度はシディアを狼龍の生贄として差し出したが、裏切り以前の穏やかで幸せな時間が彼女を苦しめていた。
遺骨の背丈、服から生前の名前を割り出す残酷な仕事をこなせるのは彼女一人だけ。
すべての人を埋葬するまで決して休まないと言いたげな彼女に、ローズメイを含めた誰もが何も言えないままだった。
「ローズメイ様、セルディオ様」
そうしていると、若返った姿の、未だ見慣れないメリダが真剣な眼差しで三人を見つめていた。
「この婆めは二人にあるご提案を持ってまいりました」
「……今するべき話か、それは」
さすがに陰鬱な気持ちを抑えきれないローズメイの言葉は疲れ切っていた。
セルディオのほうも同じだ。嫌そうな顔をしている。
「神殿は、腐敗の一途を辿っています」
こんな時に政治の話かとますます眉間の皺を深くするローズメイだが、メリダは言葉を重ねた。
「神に変わって邪教を滅ぼし、人々の安寧を守る為に結成された神殿は巨大な権力を有しますが、昨今では地上の権力との繋がりを求めるものばかり。しまいには邪神の下僕と戦うときにのみ使われるべき『火尖槍』を人間との戦いに使えるよう神殿の規律を変えようとするものもいます」
「それで?」
メリダは目に力を込めて言った。
「ローズメイ様。聖女におなりくださいませ」
ローズメイはしばし沈黙した。
あまりに意外な提案に、先ほどまでの陰鬱な空気を忘れて首を傾げる。
醜女将軍、黄金の女、黄金の魔女。その武威で味方からは心服と敬意を込め、敵からは憎悪と恐怖とともに仇名を与えられてきた。
しかし『聖女』という、たおやかで優しげな、ローズメイという女からかけ離れた仇名を名乗れというメリダの提案が意外や意外だったので尋ね返す。
「せいじょ、だと?」
「はい」
「なんで」
「この婆の身をごらんなさい。かつてはしわくちゃの老婆が、今や瑞々しいこの若さ!
そちらのセルディオどのも同様に、一度死したにも関わらず神の手により蘇りました! ……わたしも、あなたも、神殿にいる、相応の霊感力を備えたものならばはっきり分かるほどに」
セルディオとローズメイはお互いに顔を見合わせた。
当然ながらそのような霊感力を持たない二人にはお互い普通の人間にしか見えない。
「では、おれも? なにか分かるのか?」
「霊感力のあるものならば、はるか遠方であろうと地上に太陽が降臨したかのように感じるでしょう。それこそ、わたしとセルディオどのなどかすむぐらいに」
ローズメイはじろりとメリダを見つめた。
「つまり……おれはひとたびこの肉体に神を降ろした。地上における神の代行者としての権威が付与されており。
腐敗した神殿の中にも、おれに従おうとする勢力が一定数いるといいたいのだな?
だから、聖女だと。おれは、聖女になれる、と。
そして聖女となり権力を掴めば……こんな悲惨を食い止める事ができると」
「はい」
ローズメイは頬を掻いた。
剣を持って大暴れする事はできても、神殿で権謀術策を振るう相手を宥めすかし、懐柔し、己が力を増すということがぴんと来ない。
正直なところを言えば、とても苦手な分野ではある。
メリダが言う。
「ローズメイさまは天下無敵。それはこの婆めもよく分かっております。
ですが……あなたさまは無敵でもあなた一人では、守ることには限度があるのです」
今、ここが分水嶺だとローズメイは悟った。
アンダルム男爵家の領土を実効支配する。
不可能ではないだろう。ケラー子爵は不愉快な顔をするかもしれないが、神殺しの女ローズメイの威光と武威があればこの国を押さえ、ガレリア諸王国連邦でも頭一つ飛びぬけた国を作れるかもしれない。
かつてローズメイは自分の美貌を目当てに戦争が起こるかもしれないと考えた。もしアンダルム男爵領を支配すれば自衛には十分な権力と軍事力を得られるだろう。
それに対し、神を降ろした実績を手に神殿にて聖女を名乗り強大な権力を掴む。
正直、自信などはない。ローズメイは闘いに長けていても、権力争いなどにはてんで自信がない。
だが。大陸でも有数の強力な組織で権力を握れたなら。
今、目の前に広がる悲惨な光景は二度と見ずに済むかもしれない。
ローズメイはこころをきめた。
そして全ての遺体に名前を伝え終え、泣き腫らした目で自分を見上げるシディアをそっと抱き寄せる。
そうしているうちに、たくさんの遺体を前にして凍てついていた心が解けるように、シディアの眼から涙がぼろぼろとこぼれた。
「ろ。ろーずめいざまぁっ……! あ、あたし、この村で育って……で、でもぉっ、生贄にされてっ! すでだのにっ!! あ、あたしこの村ずでたのにぃ~~!!」
「おかしいことではない。……憎しみも愛も、共に両立するものだ」
そうして幼い頃に叔母上にしてもらったように、シディアの背を撫でてやる。
ローズメイは聖女など柄ではない。神に祈るより敵を殺すほうが性分に合っているが――そのような慣れぬことをすれば、より大勢の、シディアのような娘を減らせるのであれば苦労する甲斐もあろう。
ローズメイは配下をぐるりと見回した。
目に決意の光を漲らせ、言う。
「おれは聖女になる。病んだ国が人々を屠るのを食い止め、世に安寧と平和をもたらすために」
「は、はいっ……て。てつだいます……おてつだいさせてください、ローズメイ様ぁ!」
涙を拭き、悲しみで打ちひしがれた心を奮い立たせて答えるシディアの頭を撫でてやり。
神殿に乗り込んで権力を掴み、病んだ国を正し、世直しをするのだと心に決めた。
全員の心服の視線を一身に浴びながら、この世の悲劇理不尽のすべてを敵に回して戦う決意をし。
「たった一人で出来ることなどたかが知れている。その事を思い知った。
……おれの望みは、おれのような女がただ美しいというだけで襲われる世界を改めること」
もし……ローズメイのなりひとを知らぬものが聞けば、それを彼女なりの冗談と捕らえて失笑したかもしれない。
天下無敵の彼女を襲う輩がいれば返り討ちに会うのは確実。
だが、誰も笑わなかった。絶世の美貌に浮かぶ深い憂いの色がそれを許さなかった。
美しいからというだけで、弱いというだけで、命を奪われ自由を奪われる、弱肉強食のありがたを否定するために。
「おまえたち――」
かつて部下に死を命じた言葉が脳裏をよぎる。
かつて10人の部下と、6人の家来衆に死を命じた。
だが、この村のような悲惨を食い止めるために聖女になると決めた自分が、命を捨てることを前提にするべきだろうか。
いいや、違う。
ギスカー様に裏切られ、生きる意味を見失った時と違う。いまの自分は生きるために、誰かを守る為に生きていくと決めたのだ。
ならば彼らへの言葉は、死を命じることではない。
「すまないが、おれに命を預けてくれ」
瞬間。山に木霊するような歓喜と絶叫が周囲を包んだ。
その願いのために俺達は微笑みながら行くのだという思いで彼らは叫び。
聖女ローズメイ、のちに凄女とも仇名される女の名は、これより大陸全土に鳴り響くこととなる。
今回はあとがきがあります。
恐らくここから読んでいる人はいないと思いますが念のため、このあとがきには本編の重大なネタバレがあるのでここから読まないように気をつけてください。
大丈夫ですね?
このお話は、知っているかたもいると思いますが、当時キ〇肉マンビッグ〇ディが再登場し、ギア〇スターと死闘を繰り広げ、テンションが上がった作者がプロローグと『己を含める全騎に死を命じる』のお話を一日で書き上げた事がはじまりです。
その時点で完結を入れてもよかったのですが、『まぁ人気でるかもだし、次の日に完結いれとこ』と思って放置したけど、妙に人気で連載の運びとなりました。
そのため前半の話は一日一回連載の書き溜め無しで、ほぼすべてが即興で書き上げています。
これぞ無職の力。(当時ストレスから退職していました)
また長期間連載を休んでいたにも関わらず、感想板や読者コーナーで面白い、続き期待と言っていただいたことは大変な励みになりました。第一部完という形ではあるものの、ひとまずの決着をつけることができたのは読者の皆様のおかげです。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
ここから先は裏話です。
連載を再開すると決め、『暗君ギスカー』をかき上げ……作者はここでセルディオを予定通り死んでもらうことにするつもりでした。
タイトル『まず、もう会えまい』でセルディオは感想のほうで嫌われていたのでそれなら話を盛り上げるために散ってもらおうと思って書き始めたのです。
ですが、彼の死を予感させるタイトルに対して残念がる感想が多く、『あれ?』という気持ちでした。
さてこまった、どうしよう。
当初の予定ではセルディオはそのまま死に。復活の予定もありませんでした。
しかしタイトルで『セルディオの死』とでかでかと掲げているのです。これで死ななかったら作者は大嘘つきの大馬鹿野郎です。
彼の死は作者といえども覆すことは不可能です。
そんなわけで『じゃあ一回死んでもらって後で復活させるか』となりました。相手が死者をよみがえらせる邪神でなければ詰んでるところでした。
当時はどうやって彼の死を回避するか非常に悩みましたが。その分当初の予定では書けなかった展開になったのでこれはこれで楽しい経験でした。
ほんとうに、長らくお待たせしてすみませんでした。
これから彼女がどういう風に力を増していくのか、ギスカーとの再会は……ないと思うけどあるのか。密偵シーラ出てこなかったけど次は登場するだろたぶん、とか色々と構想を練りながらまたお会いできますように。
ありがとうございました。
あと新作始めました。




