第26話
20230430公開
『五連巨星星座城塞』群の第四城塞を目指している俺たちを、誰何する部隊と誰何せずに呆然と見送る部隊が在った。
当然だが、誰何して来る部隊の方が練度が高い。
王軍の3個旅団は整然と警戒をしながら待機していたから、思ったよりも第一旅団の旅団長は優秀かもしれない。
ヨーク王国が派遣した爵位持ちの正規軍も規律を保っている。
警戒に当たっていた部隊の指揮官と面識が有ったので(『ニィフゥネ』領を通る際にわざわざ挨拶に来てくれた中級爵の1人だった)、ヨーク王国部隊の指揮官に会って欲しいと頼まれた。
少し悩んだが、2デ・メン(約33分)くらいならと了承した。
「高名なザック・ε・ログナス五等級爵殿に会えた事は、この状況下なら猶更有難いと言えるな」
自己紹介した後の第一声がこれだった。
ヨーク王国部隊の指揮官はまだ若いウェーバー上級爵だった。日本で言うと成人したかどうかと言う所だろう。
周りではヨーク王国の爵位持ちが興味深そうに俺たちのやりとりを見ていた。
俺はそんなに高名なんだろうか?
謎の高評価なんだが?
「有難き御言葉を賜り、恐悦至極です」
「それで、卿はどう動く積りなんだろう?」
「今はまだ状況の把握に動くしか御座いません」
「なるほど。と言う事はゼントリウス公国と接触すると考えても良いのかな? 出来れば、その席に私も連れて行ってくれると恩に着るが?」
ふむ、中々図々しいお願いだが、実現すれば大きな成果を得られる。
「まずは会談なり協議なりの橋渡しを致しましょう。さすがにそれ以上の御約束は出来かねます」
少し考えた後でウェーバー上級爵は笑顔を浮かべた。
「それでも十分な成果だな。なんせ、こちらから接触しようとしても上手く行かなくて困っている状況だったからな」
まあ、ヨーク王国が信頼出来るのか?味方なのか? の見極めをしている最中なんだろう。
ここまでお読み頂き有難うございました。
今作はエタらない様に3日おきに更新が出来る様に1か月分の書き溜めをしていました。
今話までは3月末迄に下書きまで書いていたのですけどね・・・
まさか全く評価されずに4月が終わると思っておりませんでした。
残念ながら、これ以上書いても、面白くない作品と思われたんだと見切りを付けたので、更新はしません。
完結扱いにしたら、誤解して読みに来られる方が出るので、それもしません。
告知せずにエタる作品が殆どなので、敢えて宣言します。
P.S.
もう、疲れたよ、パ○ラッシュ・・・
読専になろうか・・・
それとも、気力が戻れば、途中で更新が止まっている作品の続きでも書こうかなぁ




