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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 白雪姫あらため茶泥姫が語ります。


「ある日、立派な少女に育った茶泥姫がおじいさんとおばあさんに言いました」

「これは鬼退治の予感」

「『おじいさんおばあさん、今までお世話になりました。私はこれから、ウェイヶ島のウェイ族を倒しに旅立ちます』」

「なんという崇高な宿命、俄然応援する気になりました」

「そうして旅立った茶泥姫、お供は旅の途中で出会ったサトイモとサツマイモとジャガイモです」

「こんなところにまで芋煮会が」

「長旅の果て、茶泥姫がウェイヶ島に辿り着きます。お供のサトイモと共に戦いの準備です」

「サツマイモとジャガイモ食べましたね」

「強い、強いぞ茶泥姫! ウェイ族を千切っては投げ、千切っては投げ、ウェイッてるところを千切っては投げ。『俺サーフィンやってるんだ。教えてあげるよ』と女の子を誘うためだけにサーフボードを買うウェイ族を倒していきます」

「それは倒しても良い案件」

「そうして茶泥姫はウェイヶ島のウェイ族を倒し、おじいさんとおばあさんの元に戻り幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」

「なんと感動的な物語」


「次回『茶泥姫~ハロウィンに浮かれるウェイ族討伐編~』をお楽しみに」




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