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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう住まう城の地下……ではなく海。

 魔女と人化した鏡が真夏の海に降り立ちます。


「やっぱり海は良いわね」

「ウェイ族がウェイウェイしてますね。滅びれば良いのに、人類の終末が今始まればいいのに」

「夏の海に似合わぬどす黒い邪心、嫌いじゃないわ。でも終末より今はバーベキューよ、お肉を焼きましょう」

「焼きましょう」


ジュウジュウ


「お肉美味しい」

「こっちの野菜も焼けましたよ」


ジュウジュウ


「たまにはこういうのも悪くないわね」

「えぇ、少し焦げた野菜の苦みもバーベキューならではです」


ジュ……グツグツ


「このお芋、味が染みこんでて美味しいわ」

「えぇ、これはかなりの時間をかけて煮込んだんでしょう」


グツグツグツグツ


「王道なサトイモも良いけど、私は甘めのサツマイモが好きだわ」

「俺は少し溶けかけたジャガイモが好きです」


グツグツグツグツ



「「芋煮会!!」」



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