表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鏡よ鏡、  作者: さき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/194

77


 王の住まう城の地下。

 生まれたままの姿の魔女が季節のお菓子を食べています。



「おやご主人様、扉の外にルンバがいます」

「6月のルンバはジューンブルンバといって幸せになれるのよ。お迎えしましょう」

「どうぞいらっしゃいませ……。おや、あなたは」

「あら、いつぞやのルンバ。あなたも何かが5000ポイントを超えたお礼をしにきてくれたのね」

「義理ルンバ情に厚いルンバですね」

「あなたもエロスでお礼をしてくれるのね」



……ピピ

「おや、設定が初期化されましたね」

……ガチャン

「あら、バッテリーチャージャーが外れたわ」

……ペタリ

「おや、製品シールが」



「なんてエロスなの。これぞまさに生まれたままのルンバだわ」

「製品出荷時の状態とも言いますね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ