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王の住まう城の地下。
飛び込んできたのは白雪姫。
「お義母さまぁー!おきゃっ……噛んじゃった」
「こんにちは白雪姫、ご主人様なら買い忘れがあったと出掛けてしまいましたよ」
「そんなぁ、せっかくお義母様とチェスしようと思ったのに、しょぼーん。それじゃ魔法の鏡……じゃなくてコンパクトミラーさん、チェスしませんか?」
「良いでしょう。それならちょっとお待ちを。今鏡に戻ります」
◌˚✩゚・*:.。.シャランラ〜♪。.:*・゜✧
「さて、これで以前の通り森羅万象を知る魔法の鏡に戻ったわけですが、森羅万象を知る魔法の鏡ゆえに白雪姫のチェスの手が予測できます」
「きゃっ☆ 魔法の鏡さんってばずるーい!」
「キングを握りしめて相手に殴りかかる『秘技 白雪式破壊拳』はチェスの一手ではありません」
「さぁ、はじめましょ☆」
「物理攻撃はチェスの一手ではありません」
「それじゃ、私からいきますねー」
「聞いて」




