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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下…… ではなく魔法街。

 魔女が買い物メモを見ています。


「重い物は後回しにして、まずは軽い物から……あ、でも売り切れちゃうものを優先しなくちゃ。いっそ重いものは送ってしまおうかしら」

「色々と書いてありますね。何を買うんですか?」

「買い忘れが無いようにメモをしておいたぐらいだもの、今日は買い込むわよ。いいこと、まずは白コウモリの羽、次に呪い木の皮、マンドラゴラ、それに新作の水晶も見たいわ。時間があれは箒の手入れも頼みたいわね。あとトリカブトと安納芋と里芋と男爵いも」

「そのメモ、白雪姫(芋煮会)に書き込まれてますよ!」







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