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王の住まう城の地下。
今日の魔女はいそいそと忙しそう。
「そういうわけだから、100年の大決戦に向けて準備をしなくちゃ」
「人間を倒す準備ですか。物騒ですね」
「新しいローブを新調して、美容室とネイルの予約を」
「お洒落さん」
「主催者に渡すお茶菓子はどうしようかしら。季節のお菓子にすると他の魔女と被っちゃうのよね」
「ここでも律儀な一面が。ところでご主人様、万能の魔法の鏡から助言が」
「あら何かしら」
「俺は万物全てを把握しどんな問い掛けに応じることのできる魔法の鏡。もちろん大決戦の時にご主人様に降りかかる災厄も予言できます」
「さすが魔法の鏡ね。それなら鏡よ鏡、教えてちょうだい」
「新しいブーツを当日おろすと靴擦れする確率が高いので、履きならしておく必要があります」
「助かるわ」
「あと当日はにわか雨が降るので折り畳み傘も忘れずに。地区によっては激しい雷雨に見舞われるでしょう」
「万能!」
「では次は株価のニュースです」
「株価!?」




