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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 あわてんぼうのサンタクロースは落ち着いた事によりアイデンティティを失い消滅しました。


「なんて悲しいクリスマスなの……。でも大丈夫よ、だって今日はクリスマスだもの」

「おやご主人様、大きな靴下を用意してどうするんですか?」

「魔法を使うのよ。大きな靴下を飾った暖炉に火を灯し、必要な道具を並べた床に魔法陣を書いて、暖炉の火を紫色に変えて」

(そして芋を煮て)

「随分と大掛かりな魔法ですね」

「まだ終わらないわよ。紫色に変わった火を蝋燭に移して、その蝋を魔法陣に垂らして」

(さらに芋を煮て)

「おぉ、魔法陣が光り出しました! 魔法の発動ですね!」

「そうよ、これで慌ててないサンタクロースを召喚するのよ!!」


°˖✧☆✧°°˖✧☆✧°


「慌ててないサンタクロースは呼べましたが、なんで芋が煮えてるんでしょうか」

「よく分からないけど召し上がっていただきましょう」



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― 新着の感想 ―
[一言] やはり来たか 芋煮姫め
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