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鏡よ鏡、  作者: さき


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 どこかにある集まってしまう島らから戻って、王の住まう城の地下。

 鏡には先程から「( ゜皿゜)」と表示されています。



「ねぇ鏡、さっきからどうして怒ってるの?」

「( ゜皿゜)」

「なんだか分からないけどおこなのね。でも縦書き表示の読者には伝わらないわよ」

「 :( 」

「あら縦書き表示にも対応しだしたわ。それで、そもそも何で怒ってるの?」

「せっかく俺が森羅万象を司る万能の鏡なのに、ご主人様がまったく俺に尋ねてくれないからです!!」

「だってあんた世界一美しい人を聞いたって自分としか答えないじゃない」

「それは俺が世界一美しいからです。でも他に質問をしてくれたって良いじゃないですか。前回の更新から四か月以上たってるのに、一つも質問しないなんてあんまりです」

「そうね。確かに前回の更新から四か月も経ってるのに一つも質問しないのはあんまりね」



「でもそれなら質問してあげるわ。さてどんな質問にしようかしら」

「せっかくですし、ここは季節を感じさせる質問が良いですね。まさに夏という質問。ですが今の季節なら夏の終わりを感じさせる質問も捨てがたい。さぁ質問してください!夏の暑さ気怠さを感じさせつつ、夏の終わりのアンニュイさも醸し出す質問を!」

「むしろその質問がどんなものかを森羅万象を司る鏡に尋ねたいわ」





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