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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 魔女が新たな藁しべを用意しました。もちろんアブも結んでいます。インカのめざめは食べました。


「そろそろ屋敷を目指して計画的に交換をしていきたいわね」

「そうですね。おや、また新たなお客さんが来ましたよ。交換でしょうか」

「あら、見た事のないお客さんね。でもとても身形が良いわ。それに……こんな大金と、アブを結んだ藁しべを交換ですって!? この大胆な金の使い方、まさか貴方の正体は……!」

「大富豪! ご主人様、あれこそまさに大富豪ですよ!」

「さすが大富豪ね。巨万の富を置いてアブを結んだ藁しべを手に去っていったわ。でもこれで屋敷を買っても交換とは言わないのよね……。やりなおしましょう、まだ諦めないわ!」

「ご主人様、巨万の富を得てもなお物々交換に挑む姿勢、なんて気高いわらしばー!!」

「さぁ、また新たな藁しべを用意したわ。もちろんアブも結んで準備は万端よ!」

「ところでここらへんアブ多すぎじゃないですか?」






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