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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 天井付近に現れた実績解除表示はさておき、魔女は男爵芋を手に次の交換を目指します。


「アブを結んだ藁しべを交換したら白雪姫も大人しく帰ったし、さぁ次の交換を……。あら、誰か来たみたい」

「これは次の交換相手でしょうか」


「あら、貴方はルンバ。でも知らないルンバね……」

「このルンバは農家のルンバですね。上に乗っているのは何でしょう?」

「これはメークインだわ。私の持っている男爵芋と交換したい? えぇ、もちろんお願いするわ」

「男爵芋を受け取ったらすぐに帰ってしまいましたね」



【実績解除 男爵芋とメークインを交換】



「この実績、かなり細かいですね。おや、そんな事を言っていたら早くも次のお客さんが。……ひっ、いつぞや助けたイケメン! だから恩返しはいりません!!」

「鏡ってば、せっかくの交換相手に失礼な対応をしないでちょうだい。貴方も交換してくれるのね、さぁどうぞ」



【実績解除 メークインをインカのめざめと交換】



「イケメン怖い、イケメン怖い……。2017年1月更新の95話から3年半以上100話近く経てもいまだ恩返しにくるイケメン怖い……」

「かなり怖がってるわね。でもインカのめざめと交換してくれたのよ。良いイケメンじゃない」

「そういえば交換していましたね。ところでインカのめざめとは何ですか? なんだか凄いもののように聞こえますが……。もしや、これは屋敷以上の物と交換達成ですか!?」

「芋よ」

「芋」

「ジャガイモの品種よ」

「ジャガイモの域すらも抜け出せてないんですね」




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