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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 魔女が一冊の絵本を読んでいます。整頓の最中に本を読みたくなる欲望にはさすがの魔女も抗えません。


「魔法の鏡、『わらしべ長者』って知っている?」

「えぇ、知っています。貧しい男が一本の藁からを物々交換を経て、最終的に裕福な暮らしを得る話ですよね」

「一つの物がどんどんと別のものに変わっていく。なんだか憧れちゃうわね。よし、いっちょわらしべってみましょう!」

「わらしべる!? そもそも、あの話の最終地点は女性と結婚して屋敷を手に入れること。ご主人様は、もう大半の人が忘れている設定ですが王と結婚しているし、既に城も持っているじゃないですか」

「でもわらしべりたいのよ。私も立派なわらしばーになりたいの!」

「わらしばー!?」







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― 新着の感想 ―
[良い点] 久しぶりの更新ありがとうございます! 相変わらず面白い。 [気になる点] わらしべ長者にも色々バリエーションがあるんでしょうか。 私が読んだ話では、結婚の話はありませんでした。 「旅に出る…
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