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王の住まう城の地下。
カレンダーを眺める魔女に魔法の鏡が話しかけます。
「ご主人様、今日はハロウィンですね」
「何を言ってるの? 今日はもう11月よ」
「ハロウィンですよ」
「11月よ、ほらカレンダーをご覧なさい」
「くらえ! ハロウィンビーム!!」
「きゃぁ!」
ビビビビビ
「説明しましょう! ハロウィンビームとは、くらうと今日が
ハロウィンという体で進むことに同意してしまうビームです! ご主人様、今日は何の日ですか?」
「ハロウィンよ」
「よし、成功だ。いま小説家になろうのこのページを見てる人もくらえ!」
ビビビビビビビ
「小説家になろうを覗く時、相変わらず小説家になろうもこちらを覗いているのね」




