表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鏡よ鏡、  作者: さき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

142/194

142


 王の住まう城の地下。

 魔法の鏡あらため魔法のテレビデオに呪いのビデオをセットし、いざ再生です。


「きゃぁ、井戸が映ったわ!」

「見てくださいご主人様、井戸の縁に手が掛かりましたよ!」

「出てくるのね! うふふ、このタイミングでダビングボタンを押しちゃおうかしら。そのうえ井戸の映像をホームビデオにも撮っちゃうわ!」

「ご主人様、はしゃいでいますね。でしたら俺も、正面にもう一台テレビデオを置いて同時再生してみましょう。同時に出てきてすれ違うんですかね、ぶつかるんですかね?」


 ズル……ズル…………


「もう上半身が井戸から出てきてるわ! あとちょっとよ、がんばって!」

「ご主人様、ペンライトがありますよ。これを振りましょう!」

「これが応援上映というものね!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ