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王の住まう城の地下。
ヒュードロドロドロと不穏な音が響いています。
「鏡よ鏡\ヒュードロドロドロ/答え\ヒュードロドロ/おく\ヒュードロドロドロ/」
「おやご主人様\ヒュー/、どうなさいました\ヒューヒュー/」
「あんたの\ヒュードロドロ/それはもう\ヒュードロドロ/オーディエンスの口笛だわ」
「ところで先程から鳴っているこのヒュードロドロドロという音は何でしょう?」
「これは恐ろしい事が起こる予兆の音よ」
「お、恐ろしいこと……!」
「えぇ、だって今回は真夏のホラー回ですもの!」




