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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

 白雪姫が芋煮の歴史を語り終え、そして焼き芋会の跡をつけるべく去っていきました。


「芋煮の歴史……。予想以上にドラマチックだったわね。イモニエール六世と焼き芋会スパイとの禁じられた愛には涙してしまったわ」

「えぇ、イモニエール五世の芋煮演説シーンは圧巻でした」

「でもこの話をどう絞めましょう。鏡よ鏡、万能なら答えておくれ。なんだかこのままで終わってはいけない気がするの、どうしたらいいかしら」

「全知を司る万能の鏡ことこの俺がお答えしましょう。こういう時には魔法の言葉があります。この言葉を最後に唱えればもう大丈夫」

「まぁ、素敵。教えてちょうだい」



『所説あります』






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