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鏡よ鏡、  作者: さき


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 王の住まう城の地下。

   

   ・P


「なにかしらこの点、汚れ……いえ、違うわこれは点P!? まさかあなた点Pなの!?」

「どうやら100話のお祝いに来てくれたようですね」

「なんて律儀なの、さすが求められる点は違うわね。それじゃどうぞ紅茶を……さてカップと点Pまでの距離は……あら嫌だ」

「点P、お菓子は食べますか? ……ふむ、点Pとお菓子までの直線距離は……おっと」

「つい求めてしまうわ。さすが点Pね」

「求めてやまない、魔性の点ですね」




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